本格的な降雪期を前に、青森県平川市の国名勝・盛美園(清藤浩之園主)で24日、園内の木々を雪害から守る恒例の雪囲い作業が始まった。今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、同日から11年ぶりで冬季閉園に入った。新型コロナや雪の状況を見ながら、2021年4月中旬に開園する予定。
同園は東北新幹線が全線開業し、盛美園が舞台のモデルとなったスタジオジブリのアニメ映画「借りぐらしのアリエッティ」も公開された10年から毎年、誘客効果を期待して冬期間も開園していた。
約1万2千平方メートルの庭園にはマツやツツジ、イチイなど約80種類、1300本ほどの木があり、このうち約350本を1週間かけて雪囲いする。この日は秋晴れの下、地元造園業者の9人が作業に当たり、木の周りに組んだ丸太に板をかけて、手際よく縄で固定していった。
作業を見守った葛西勝彦支配人(75)は「いよいよ冬になるなという思い。庭にとっては、人や除雪機が入らない雪の下で半年休めるのはいいこと。来春は木の色も良くなるかもしれないね」と話した。
同園は東北新幹線が全線開業し、盛美園が舞台のモデルとなったスタジオジブリのアニメ映画「借りぐらしのアリエッティ」も公開された10年から毎年、誘客効果を期待して冬期間も開園していた。
約1万2千平方メートルの庭園にはマツやツツジ、イチイなど約80種類、1300本ほどの木があり、このうち約350本を1週間かけて雪囲いする。この日は秋晴れの下、地元造園業者の9人が作業に当たり、木の周りに組んだ丸太に板をかけて、手際よく縄で固定していった。
作業を見守った葛西勝彦支配人(75)は「いよいよ冬になるなという思い。庭にとっては、人や除雪機が入らない雪の下で半年休めるのはいいこと。来春は木の色も良くなるかもしれないね」と話した。