「おいらせ地域岩手県人会」が2018年秋に青森県おいらせ町のいちょう公園に植えた白ユリが、今年も8月に入り美しい花を咲かせている。見ごろは9日ごろまで。7月に行われた「第2回白百合フェス」は雨のため規模を縮小したが、同会会長でフェス実行委代表の菅原善七さん(86)は「3年目となる来年のフェスはもっと趣向を凝らしたい」と意気込んでいる。
同公園では昨年7月、菅原さんが代表を務める、おいらせ町♪歌の街推進プロジェクト大会実行委員会がウオーキングなどのイベント「白百合フェス」を初開催。約40人の参加者が約4・4キロの公園散策を楽しんだ。
7月26日に開かれた2回目のフェスは雨天のため散策を数百メートルにとどめた。7月中旬の悪天候の影響か、ユリはほとんどつぼみだった。
白ユリは岩手県洋野町出身の作曲家・故安藤睦夫さんが旧制八戸中学(現八戸高校)在学中に作曲した「北上夜曲」に登場する花。曲は昭和30年代に歌声喫茶で大ヒットした。かつて白ユリの北限は盛岡市とされていたが、菅原さんは「地球温暖化で年々北上していることに注目して、町おこしに生かそうと思った」と語る。
2日、いちょう公園内にある自由の女神像の周りでは、約200本の白ユリが優雅に花を開かせていた。周囲にはユリのほか、紫色のアジサイも咲き、色のコントラストも鮮やかだった。
菅原さんは既に来年の「白百合フェス」について思いを巡らしている。「フェスのきっかけになった『北上夜曲』にこだわった企画も考えている。また八戸の祭りとかぶらないよう、7月下旬の開催としてきたが、来年はユリが満開の時期に行いたい」と語った。
同公園では昨年7月、菅原さんが代表を務める、おいらせ町♪歌の街推進プロジェクト大会実行委員会がウオーキングなどのイベント「白百合フェス」を初開催。約40人の参加者が約4・4キロの公園散策を楽しんだ。
7月26日に開かれた2回目のフェスは雨天のため散策を数百メートルにとどめた。7月中旬の悪天候の影響か、ユリはほとんどつぼみだった。
白ユリは岩手県洋野町出身の作曲家・故安藤睦夫さんが旧制八戸中学(現八戸高校)在学中に作曲した「北上夜曲」に登場する花。曲は昭和30年代に歌声喫茶で大ヒットした。かつて白ユリの北限は盛岡市とされていたが、菅原さんは「地球温暖化で年々北上していることに注目して、町おこしに生かそうと思った」と語る。
2日、いちょう公園内にある自由の女神像の周りでは、約200本の白ユリが優雅に花を開かせていた。周囲にはユリのほか、紫色のアジサイも咲き、色のコントラストも鮮やかだった。
菅原さんは既に来年の「白百合フェス」について思いを巡らしている。「フェスのきっかけになった『北上夜曲』にこだわった企画も考えている。また八戸の祭りとかぶらないよう、7月下旬の開催としてきたが、来年はユリが満開の時期に行いたい」と語った。