ねぷたの灯絶やさない、黒石こみせ通りに絵30枚

中町こみせ通りに飾られ、祭りのない夏を彩るねぷた絵=1日午後7時40分ごろ、黒石市中町

 青森県黒石市の「中町こみせ通り」で1日、市内外の絵師が描いたねぷた絵30枚と、扇ねぷた1台の展示が始まった。藩政時代の風情が残る通りに勇壮な武者絵や華麗な美人画が並び、祭りのない夏を鮮やかに彩った。

 新型コロナウイルスの影響で中止となった黒石ねぷた祭りの代替イベントとして、黒石こみせまつり実行委員会が主催。扇ねぷたは松の湯交流館向かいに展示され、黒石市の絵師・横山真優さんが手掛けた。

 ねぷた絵は縦約1.9メートル、横約1.8メートル。同館から鳴海醸造店前の交差点まで150メートルの区間の「こみせ」にはめ込む形で並べられた。絵師30人が特別な夏への思いを込め、個性を発揮した作品を間近に楽しめる。

 1日はあいにくの雨となったが、午後7時から点灯式を行い、実行委の村上陽心(あききよ)副実行委員長が「これが今年の黒石ねぷただと、心に刻んで見てほしい」とあいさつ。扇とねぷた絵が光で照らされると、一帯には幻想的な光景が広がり、正調黒石ねぷたばやし保存会による演奏が祭りさながらの雰囲気を演出した。

 弘前市から見物に訪れた菊池虎太朗君(松原小3年)は「今年は祭りがないから、ねぷた絵を見て心が燃えた」と笑顔で話した。

 今回のねぷた絵展示は9月上旬までで、9月中旬からは若手絵師らが描いた作品に張り替える。扇ねぷた展示は9月中旬まで。夜間はいずれもライトアップする。

扇ねぷたの前でははやしの演奏が行われ、祭りさながらの雰囲気に包まれた

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