江戸後期の古民家を生かそう、住民有志がバザー

ふるさとの家で開かれた「にこかこバザー」

 青森県五戸町倉石地区にある江戸後期の古民家「ふるさとの家」(旧大久保家住宅)を活用したフリーマーケット「にこかこバザー」が、6月から始まった。住民有志でつくる同住宅の保存会が取り組む活用策の第1弾。初日となった21日は町内外から多くの家族連れが訪れ、約200年前の古民家の雰囲気を味わいながら買い物を楽しんだ。

 同住宅は母屋と馬屋が一体となった当時の生活様式を伝える貴重な建物だが、近年はほとんど活用されていなかった。貴重な地域資源を生かそうと、NPO法人プラットフォームあおもりのコーディネーター風間一恵さん(38)=八戸市=や同町で交流イベントなどを企画する佐藤美穂子さん(37)ら有志7人が2019年に保存会を立ち上げ、活用策を検討。今春のフリーマーケット開催が決まっていたが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた。

 21日、住宅の庭に敷かれたブルーシートには家庭から持ち寄られた古本や、食器、ぬいぐるみなどの商品が並んだ。買い物客は気になる商品を手に取り、店番と談笑しながら掘り出し物をチェック。小川が流れる庭で元気に遊ぶ子どもたちや住宅内をじっくり見学する人もいた。南部町の農業高木有紀野さん(46)は「立派な茶室もあり、すごくすてきな建物だと感じた。私もバザーに出店してみたい」と話した。

 ふるさとの家ではこのほか、コワーキングスペースや宿泊施設としての利用も検討中という。佐藤さんは「今後はWi-Fi(ワイファイ)環境なども整備し、多くの人がおしゃべりしながら気軽に利用できる施設にしていきたい」と話した。

 バザーは今後、毎月第3日曜日に開催予定。収益はすべて同住宅の維持管理費に充てられる。

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