黒石・金平成園の公開始まる 11月まで

新緑などが美しい金平成園の庭を座敷から眺める来園者(右)=5日正午すぎ、黒石市内町

 津軽地方特有の作庭様式「大石武学流(おおいしぶがくりゅう)」の名園、青森県黒石市内町の金平成園(かねひらなりえん)が5日、本年度の公開を始めた。来園者らは石の配置や新緑のカエデ、松の古木などが美しい庭園を眺めたり、建物の見事な内装を鑑賞して楽しんだ。同園を整備した実業家・政治家である加藤宇兵衛の子孫から市が昨年度に寄贈を受けた後、初の一般公開で、11月末まで継続して開園する。

 今年から主屋などの建物内も常時、見学可能とした。主屋では、弘前市出身の日本画家・野沢如洋のふすま絵などを鑑賞できる。庭園に面した広い座敷は、壁やふすまが金箔(きんぱく)で張られてひときわ豪華で、ゆっくりと庭を眺められる。ある来園者は「座敷から見る庭は素晴らしく、殿様になったみたい」と話した。

 当初、4月から公開予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期となった。感染防止のため当面は市職員が入園時に検温し、マスク着用や手指消毒などを求める。密集を避けるため、建物に入る人数を制限する。地元の「こみせ観光ボランティアガイドの会」(小野せつ子会長)の会員らが、入園の受け付けなどを担っている。

 開園時間は午前9時半~午後4時。入園料は大人400円、高校生200円、中学生以下は無料。月曜日は休園(祝日の場合はその翌日)。

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