アマビエこけしでコロナ撃退

新型コロナウイルスの早期終息を願って制作した「アマビエこけし」

 新型コロナウイルスの早期終息を願い、青森県黒石市の津軽系こけし工人・阿保六知秀(むちひで)さん(70)が、疫病退散にご利益があるとされる妖怪「アマビエ」を模したこけしを制作している。

 アマビエは江戸時代に肥後国(現在の熊本県)に現れたとされる半人半魚の妖怪。会員制交流サイト(SNS)などで話題になっていることを知り、こけしでも作れないか-と、4月中旬から制作を始めた。

 津軽系こけしにも使われるイタヤカエデを、かわいらしい見た目になるよう、全体的に滑らかな曲線状に削って仕上げた。胴部のうろこは紫色の濃淡で表現した。「コロナを突き刺して退治してほしい」(阿保さん)と願いを込め、成形が難しいくちばしの代わりに、頭部をとがらせた。

 2日、同市の津軽こけし館で制作に当たった阿保さんは「アマビエこけしを見て、『コロナウイルスを退治するんだ』という意思疎通につながれば」と話した。

 アマビエこけしは、高さ約9センチと約12センチの2種類がある。同館は2日現在、新型コロナの感染拡大防止のため10日まで休館となっており、注文はホームページなどで受け付けている。

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