調査開始以来最も早くマンサク開花/弘前公園

ねじれた黄色い花を咲かせたマンサク=2日午後、弘前公園北の廓

 青森県弘前市の弘前公園で、マンサクが花を咲かせ始め、春の訪れを告げている。市公園緑地課によると、昨年より7日早く、1993年の調査開始以来、最も早い開花となった。

 2日、同課の職員が開花を確認した。穏やかな日差しに恵まれた同日、北の廓(くるわ)にあるマルバマンサクは鮮やかな黄色い花弁を伸ばしていた。4月上旬まで楽しめるという。

 弘前公園では、園内のマンサクの開花からおよそ30~50日でソメイヨシノが咲くとされ、桜の開花日を予想する目安とされている。園内の雪も同日時点で5センチと、春が足早に近づいている。

 同課の桜守・海老名雄次さん(39)は「(開花が早かったのは)暖冬の影響もあると思う。これから園内ではさまざまな花が咲いてくるので、ぜひ公園に遊びにきてほしい」と話した。

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