五農米のせんべい「味しらべ」いかが

五農米を使った「味しらべ」を来店者にPRする五農生

 青森県五所川原市の五所川原農林高校の生徒が8日、実習で育てたコメ(五農米)を使ったせんべい「五農米でつくった味しらべ」(岩塚製菓製造)を市内のスーパーでPRした。

 味しらべは、新潟県の米菓メーカー「岩塚製菓」のロングセラー商品。同社が同校に五農米を使った商品の開発を働き掛け、2018年から五農米でつくった味しらべの限定販売が始まった。

 この日は同校生物生産科の2年生9人が3人ずつのグループに分かれ、イトーヨーカドー五所川原店、ユニバース五所川原東店、カブセンター五所川原店の店頭に立った。試食品を来店者に手渡すなどして、味しらべの魅力を元気よく売り込んでいた。

 同校2年の坂本美月さんは「五農米を使っていることをPRした。五農の卒業生から『頑張れ』と声を掛けられてうれしかった」と話した。

 味しらべの原料の五農米は昨秋収穫されたつがるロマンで、農業生産の工程管理の国際規格「グローバルGAP」の認証を受けている。今回の商品の価格は通常の「味しらべ」より30~40円ほど高い1袋約200円(税抜き)。2万4千袋の限定で2、3日ごろから県内外の店舗で販売されている。

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