中国外文局人民中国雑誌社が主催した「第1回日中青少年書画友好交流コンクール」で、弘前市の熊谷洸哉さん(16)=黒石商業高校1年=のねぷた絵が日本人絵画部門で特等賞に選ばれた。熊谷さんは「将来はねぷた絵師を目指して頑張りたい」と受賞を喜んでいる。
主催者側によると、日中両国の地区予選で計約6万点の中から優秀者に選ばれた合計約260人による決勝大会を昨年12月、北京市で実施。絵画部門と書道部門に分かれて創作を行い、熊谷さんは三国志の英雄「関羽」を描いた個性豊かな絵で最高賞を射止めた。
「ねぷたと三国志という、日中両国の文化をテーマにした」と熊谷さん。決勝大会では、中国の若者たちから強い刺激を受けたといい「筆や色の使い方が大変勉強になった。自分も負けずに頑張りたいと思った」。母親の里恵さん(43)と共に会場にうちわや観光パンフレットを持ち込み、弘前のPR役も果たしてきた。
物心ついたときからねぷた絵を描き始め、小学5年からは書道も学んでいる。現在、黒石ねぷたで前ねぷたの絵を手がけており「誰が見ても自分の作品だと分かってもらえるような絵を描くのが目標」だという。
絵の師匠の聖龍院龍仙さんは「若い彼がチャンスをもらい、人の目に留まる絵を描けたのはすばらしいこと。伝統が次の世代につたわればうれしい」と喜んでいる。
主催者側によると、日中両国の地区予選で計約6万点の中から優秀者に選ばれた合計約260人による決勝大会を昨年12月、北京市で実施。絵画部門と書道部門に分かれて創作を行い、熊谷さんは三国志の英雄「関羽」を描いた個性豊かな絵で最高賞を射止めた。
「ねぷたと三国志という、日中両国の文化をテーマにした」と熊谷さん。決勝大会では、中国の若者たちから強い刺激を受けたといい「筆や色の使い方が大変勉強になった。自分も負けずに頑張りたいと思った」。母親の里恵さん(43)と共に会場にうちわや観光パンフレットを持ち込み、弘前のPR役も果たしてきた。
物心ついたときからねぷた絵を描き始め、小学5年からは書道も学んでいる。現在、黒石ねぷたで前ねぷたの絵を手がけており「誰が見ても自分の作品だと分かってもらえるような絵を描くのが目標」だという。
絵の師匠の聖龍院龍仙さんは「若い彼がチャンスをもらい、人の目に留まる絵を描けたのはすばらしいこと。伝統が次の世代につたわればうれしい」と喜んでいる。