ネズミあしらったミニ山車設置/八戸

おがみ神社に設置されたミニ山車を眺める淀組のメンバーと神社関係者

 青森県八戸市内丸の〓(おがみ)神社(坂本守正宮司)に29日、来年の干支(えと)「子(ね)」をテーマにしたミニ山車が設置された。白馬にまたがる大黒様と使いのネズミをあしらった華やかな作品で、年越しを前に参拝客の目を楽しませている。※「〓」は雨かんむりと「龍」の間に「口」が横に三つ

 ミニ山車は幅約2メートル、奥行き約1メートル、高さ約3メートルで、社殿脇の台座に設置されている。この日、同市沼館の「淀山車組」のメンバー6人が、朝から境内で組み立て作業にあたり、昼すぎに完成させた。

 ミニ山車設置は今回で6回目。八戸三社大祭の総会で、坂本宮司が「せっかく作った山車をほかにも活用できないか」と提案したことをきっかけに、2015年の未(ひつじ)年から始まった。製作は市内の山車組が持ち回りで担当している。

 来年、八戸三社大祭は起源から300年目を迎える。同組責任者の大野素敬(もとゆき)さん(51)は「多くの参拝客に山車を見てもらい、三社大祭に興味を持ってもらえればうれしい」と語った。

 ミニ山車は1月7日まで展示する予定。

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