名前、ソースを新たに目指すは初のグランプリ-。焼きそばを使ったまちおこしに取り組む青森県黒石市の「黒石つゆやきそば伝紹会(でんしょうかい)」(鈴木民雄会長)が、23、24日に兵庫県明石市で開かれる地域活性化イベント「B-1グランプリ」に挑む。ソースは甘辛味に改良し、団体名も「黒石つゆやきそばHAPPY麺恋゛(めごい)ジャー」から変更。気持ちを新たに“9度目の正直”で過去最高成績を狙う。
「おいしい」「飽きがこない味」。8日、鈴木会長が営む黒石市の焼きそば店「すずのや」には、会員4人が集まり、味の濃さや1食のグラム数などを最終確認した。同会と関わりがあり、この日たまたま同店を訪れた千葉大学大学院園芸学研究科の石田貴士助教も試食し「前に食べたつゆやきそばよりまろやかで、おいしくなった」と太鼓判を押す。
「全国的に甘辛系の味が人気」と鈴木会長。「辛み」に重きを置いていたソースの甘みを強めようと2017年に改良し、2015年以来4年ぶり(特別大会を除く)の開催となる「B-1」に初めて投入する。ウスターソースのベースは変えず、県産リンゴや蜂蜜などの分量を調整。製造する上北農産加工(十和田市)と会員が4、5回の試作を経て完成させた。
甘みを加えたことでとろみも増し、より同会オリジナルの太平麺に絡みやすいソースに変身。和風だし汁を入れてもスープに溶け出しにくくなった。「外で食べるときは薄味に感じるもの」(鈴木会長)と、味も濃いめに変更。県内外の催しですでに提供しており、同会の高橋右京副会長(25)は「どこのイベントに行っても年齢、男女問わず評判がいい。自信がある」と意気込む。
上位を目指すには出展ブースの雰囲気も大事-と、ブース上部に掲げる幕も一新。中町こみせ通りを表した背景に白い文字で「黒石つゆやきそば」と書き、料理の写真も入れた。大会当日は津軽民謡をBGMとして流したり、黒石よされを踊ったりと、黒石の魅力を客の五感に訴える。
同大会は2015年に十和田市で開催されて以来11回目で、同会は過去8回出展し、7位に3度入賞している。鈴木会長は「関西の人たちはソースが好き。3位以上がもらえる箸(のトロフィー)を持って帰ってこれると思っている」とにやり。自信の一品で、関西へと乗り込む。
「おいしい」「飽きがこない味」。8日、鈴木会長が営む黒石市の焼きそば店「すずのや」には、会員4人が集まり、味の濃さや1食のグラム数などを最終確認した。同会と関わりがあり、この日たまたま同店を訪れた千葉大学大学院園芸学研究科の石田貴士助教も試食し「前に食べたつゆやきそばよりまろやかで、おいしくなった」と太鼓判を押す。
「全国的に甘辛系の味が人気」と鈴木会長。「辛み」に重きを置いていたソースの甘みを強めようと2017年に改良し、2015年以来4年ぶり(特別大会を除く)の開催となる「B-1」に初めて投入する。ウスターソースのベースは変えず、県産リンゴや蜂蜜などの分量を調整。製造する上北農産加工(十和田市)と会員が4、5回の試作を経て完成させた。
甘みを加えたことでとろみも増し、より同会オリジナルの太平麺に絡みやすいソースに変身。和風だし汁を入れてもスープに溶け出しにくくなった。「外で食べるときは薄味に感じるもの」(鈴木会長)と、味も濃いめに変更。県内外の催しですでに提供しており、同会の高橋右京副会長(25)は「どこのイベントに行っても年齢、男女問わず評判がいい。自信がある」と意気込む。
上位を目指すには出展ブースの雰囲気も大事-と、ブース上部に掲げる幕も一新。中町こみせ通りを表した背景に白い文字で「黒石つゆやきそば」と書き、料理の写真も入れた。大会当日は津軽民謡をBGMとして流したり、黒石よされを踊ったりと、黒石の魅力を客の五感に訴える。
同大会は2015年に十和田市で開催されて以来11回目で、同会は過去8回出展し、7位に3度入賞している。鈴木会長は「関西の人たちはソースが好き。3位以上がもらえる箸(のトロフィー)を持って帰ってこれると思っている」とにやり。自信の一品で、関西へと乗り込む。