お気に入りの「恐竜」を写真撮影する来場者=青森市の東奥日報新町ビル3階New’sホール

 「何これ、でかい!」「かっこいい!」-。3連休中日の22日、青森市の東奥日報新町ビル3階New’sホールで開かれている「青森大恐竜展2019 地上最強生物の大いなる進化」(主催・東奥日報社)の来場者が1日で2千人を超える盛況となった。開幕から2日目、お気に入りの「恐竜」と記念撮影する家族連れがあちらこちらでみられた。

 会場には種類・年代別に、福井県から発掘された5種類の恐竜化石を含む計42点を展示している。22日は午前中から多くの人が訪れ、恐竜の魅力を堪能。大きな恐竜を見上げた子どもたちから歓声が上がっていた。

 会場内には実物の化石を触れるコーナーもあり、「恐竜の骨だって」「硬いね」と家族で会話しながら楽しむ姿があった。黒石市から家族で訪れた工藤風汰君(6)は「化石を触ってみたら、ざらざらして石みたいだった。トリケラトプスが大きてすごかった」と喜んでいた。

 会場には「ダイナソーショップ」やワークショップコーナーも併設。新町ビル2階では、東通村にあるジュラ紀の地層から湧いた水で作ったかき氷やコーヒーが無料で提供された。23日も午前11時から先着50人(中学生以下)にかき氷、先着200人にコーヒーが配られる。

 展示は11月4日まで。開館時間は午前10時~午後6時。入場料は一般・大学生1400円、中高生900円、4歳~小学生500円。

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