気象情報会社ウェザーニューズ（千葉市）は4日、秋の「紅葉見頃予想」を発表した。青森県では、岩木山が10月12日ごろ、十和田湖畔（休屋周辺）が同24日ごろから、見ごろを迎えると予想している。

　全国的に残暑が続いている影響で、北・東日本の標高の高い山、北海道の平野部、関東から中国地方の平野部では見ごろはやや遅れる見通し。そのほかのエリアは平年並み。8月中旬に日本を縦断した台風10号の影響は限定的で、色づきに関しては9月下旬以降は適度な日照と雨、気温低下が見込まれるため、鮮やかな紅葉が期待できるとしている。

　主な名所の見ごろの始まり予想は次の通り。

　▽北海道・大雪山旭岳　9月20日ごろ▽同・大沼公園　10月25日ごろ▽宮城・鳴子峡　10月27日ごろ▽東京・高尾山　11月19日ごろ▽富山・黒部峡谷　10月31日ごろ▽京都・嵐山　11月24日ごろ▽広島・宮島　11月17日ごろ▽香川・栗林公園　11月22日ごろ▽宮崎・高千穂峡　11月17日ごろ