青森ねぶた祭を締めくくる「第65回青森花火大会」(青森市、青森商工会議所、青森観光コンベンション協会、東奥日報社による実行委員会主催)が7日夜、青森市の青い海公園一帯で開かれた。心地よい海風が吹く中、夜空を彩る1万1千発の花火と海上運行の大型ねぶた6台が共演し、短い北国の夏を盛り上げた。
辺りが暗くなり始めた午後7時、ねぶた大賞に輝いた青森菱友会(りょうゆうかい)の「紀朝雄(きのともお)の一首 千方(ちかた)を誅す」(竹浪比呂央さん作)などの大型ねぶたを載せた台船6台が姿を現し、詰めかけた観客の目の前を巡った。夜空には二尺玉や大型スターマインなどが次々打ち上がり、会場一帯を鮮やかに彩ると観客から大きな拍手と歓声が上がった。
友人と見ていた市内の団体職員葛西智恵美さん(46)は「ねぶたとの距離が近くて熱気と臨場感がすごかった。客船とのコラボ花火もあって楽しかった」と興奮気味に話した。
海上運行に先立ち、同日午後1時から大型ねぶた18台が青森市内を練り歩き、観客約3万人(祭本部発表)を楽しませた。会期中の人出は計約285万人で昨年を約5万人上回った。
弘前ねぷたまつりは最終日の「なぬかび」を迎え、午前10時から弘前市土手町を扇ねぷたや組ねぷた、大太鼓など9団体が運行。強い日差しの下、観衆約2万人(まつり本部発表)が去りゆくねぷたの雄姿を見送った。
五所川原立佞武多(たちねぷた)は運行4日目。号砲と同時に、大型立佞武多3台など計15台が出陣し、市民や観光客ら21万人(主催者発表)を熱気に包んだ。各団体のはやし方も勇壮な「ヤッテマレ」の掛け声を響かせ、祭りを盛り上げた。
辺りが暗くなり始めた午後7時、ねぶた大賞に輝いた青森菱友会(りょうゆうかい)の「紀朝雄(きのともお)の一首 千方(ちかた)を誅す」(竹浪比呂央さん作)などの大型ねぶたを載せた台船6台が姿を現し、詰めかけた観客の目の前を巡った。夜空には二尺玉や大型スターマインなどが次々打ち上がり、会場一帯を鮮やかに彩ると観客から大きな拍手と歓声が上がった。
友人と見ていた市内の団体職員葛西智恵美さん(46)は「ねぶたとの距離が近くて熱気と臨場感がすごかった。客船とのコラボ花火もあって楽しかった」と興奮気味に話した。
海上運行に先立ち、同日午後1時から大型ねぶた18台が青森市内を練り歩き、観客約3万人(祭本部発表)を楽しませた。会期中の人出は計約285万人で昨年を約5万人上回った。
弘前ねぷたまつりは最終日の「なぬかび」を迎え、午前10時から弘前市土手町を扇ねぷたや組ねぷた、大太鼓など9団体が運行。強い日差しの下、観衆約2万人(まつり本部発表)が去りゆくねぷたの雄姿を見送った。
五所川原立佞武多(たちねぷた)は運行4日目。号砲と同時に、大型立佞武多3台など計15台が出陣し、市民や観光客ら21万人(主催者発表)を熱気に包んだ。各団体のはやし方も勇壮な「ヤッテマレ」の掛け声を響かせ、祭りを盛り上げた。