下北も夏祭り開幕 大湊ネブタ9台出陣

はやしの音色と共に街中を練り歩く大湊ネブタ=8日午後8時半ごろ、むつ市

 青森県むつ市の夏の夜を熱く盛り上げる「大湊ネブタ」の合同運行が8日、大湊地区で始まった。歴史、神話などをテーマに制作されたネブタ9台が出陣し、観客が拍手や声援を送った。

 運行は午後6時半の号砲を合図にスタート。山田町町内会の「項羽の馬投げ」、大平町内会の「青不動」、むつ市職員互助会の「那智の滝 文覚荒行 不動顕現」など力作が次々に街中へ繰り出した。ほかに城ケ沢倭武多実行委員会、桜木町町内会、海上自衛隊ネブタ祭実行委員会、大湊上町町内会、大湊浜町町内会、大湊新町町内会の6団体が参加した。

 各団体は、はやしの音色を響かせ兵主神社前からJR大湊駅付近までの約1.5キロほどを練り歩いた。沿道には多くの観客が訪れ、闇に浮かび上がったネブタをスマートフォンで写真に収めていた。はんてんや浴衣で着飾った参加者は、流し踊りで運行に花を添えた。

 ネブタを初めて見たという木村悠人(はると)さん(田名部中1年)は「1台ごとに迫力があって、色使いにも個性が出ていると思う。はやしのリズムも好き」と笑顔で話した。

 大湊ネブタ合同運行委員会の山内将邦会長は「各団体ともレベルの高いネブタを制作していた。人口減少が続いているが頑張って祭りを続けていきたい」と語った。

 大湊ネブタは今年で141周年。合同運行最終日の9日は午後7時から、JRバス東北大湊支所前を出発する。

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