むつ市脇野沢のタラ 「食べにおいでよ!」第33回


 下北半島の食材の窓口、むつ市の大魚むつ総合卸売市場へ。この日はしけの合間を縫って、「タラの里」として知られる同市脇野沢や佐井から旬のマダラが到着。場内には他にもヒラメやカサゴ、アンコウ、タコ、ナマコ、トゲクリガニと下北各地で水揚げされた魚介が集荷され、一見して宝庫。こちらの大魚鮮魚部に「おさかなマイスター」の長津潤さん(54)を訪ねます。

 おさかなマイスターは魚のおいしさや魅力を伝える伝道師として、日本おさかなマイスター協会が認定する資格。長津さんは市場の仕事の傍ら、2016年春夏の4カ月間、毎週末東京に通って栄養学や食品衛生、調理方法などを学び、資格認定を受けたという。

 「1月2月の旬はタラ、アンコウですね。タラは昨シーズンの取扱量1850トンと大漁で、しけなければ今年も期待できる。年末は1日5千~6千箱と来て、外にも山積みでしたから」

 目利きのマイスターには周囲の信頼も厚く、長津さんが厳選した魚介は「鮮魚BOX」「旬の鍋セット」として市のふるさと納税返礼品にも採用されている。

 「荒波にもまれた魚は身の締まり具合や脂のりが全く違う。下北は四つの海に囲まれて、やっぱり魚が抜群においしいですよ」。確かに。熱々のタラ鍋で実感しました。

■鍋セットや鮮魚詰め合わせは5千円から、大魚関連会社「アオカツ」(電話0175-33-8100)で予約注文可能。大魚は電話0175-22-4411

【山本知也市長から】むつ市のうまい恵み味わって
 むつ市の冬の風物詩、タラは毎年12月から2月にかけて陸奥湾内に産卵のためにやってきます。特に脇野沢地区で取れるタラは、肉質がふっくらと柔らかく、うまみがぎゅっと詰まっている身や口の中で溶けるような濃厚な白子が自慢です。

 市内の飲食店や旅館では、タラをはじめとする旬の海産物を使った料理を楽しむことができます。ぜひ、むつ市に足を運び、自然の恵みをその舌で感じてください。また、ふるさと納税の返礼品としても新鮮な海産物を提供しています。こちらもぜひご賞味ください。

【こちらもチェック】「市場直結」下北名産センター
 大魚むつ総合卸売市場から県内外に流通する下北各地の鮮魚や青果は、市場内にある下北名産センターでも購入できる。1月中旬のこの日は下北産タイのあぶり、浜ゆでのタコ、陸奥湾産ナマコ、大間産の本マグロとずらり。「市場直結」の鮮度を誇る。

 地酒や乾物、珍味、お菓子などの下北グルメも取りそろえ、昼営業の食堂では、郷土料理「みそ貝焼き」や市場ラーメンなどが味わえる。

 問い合わせは下北名産センター(電話0175-22-3231)へ。

この日脇野沢で水揚げされた旬のタラ=1月中旬、むつ市の大魚むつ総合卸売市場内

熱々のタラ鍋

おさかなマイスターの大魚鮮魚部・長津潤さん

山本知也市長

市場内にある下北名産センター

むつ市

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