迫力の山車、観衆魅了/八戸三社大祭・お通り


 八戸三社大祭は1日、青森県八戸市中心街で「お通り」を行い、神明宮、龗(おがみ)神社、長者山新羅神社の「三社」のみこし行列と26台の山車が合同運行した。壮麗な山車が街を練り歩き、大勢の観客を魅了した。

 お通りは午後3時過ぎに市庁前を出発。虎舞や神楽などからなる各神社の行列が、神話や伝説などを題材とする山車を従えて進んだ。

 朝から雨に見舞われ、気温が上がらない中の運行となったが、おはやしや引き子たちの威勢良いかけ声が空気を震わせ、大迫力の山車がせり上がると会場の熱気は最高潮に。雨の憂いを晴らすような行列に、観客たちは惜しみない拍手を送った。

 東京から来た義理の娘一家を案内しているという、同市の坂本久直さん(60)は「この時期に来ると聞いて、絶対に祭りを見せたいと思った。ご利益がある虎舞にかみついてもらって最高。みんな『東京に帰りたくない』と言っている」と満足そうに話した。

 2日の中日は、午後2時から長者山新羅神社で加賀美流騎馬打毬(だきゅう)、同6時から市中心街で山車の夜間運行が行われる。

豪華絢爛(けんらん)な山車26台が練り歩いた八戸三社大祭「お通り」=1日午後、八戸市三日町


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