八戸三社大祭の「お還り」で練り歩く、最優秀賞を受賞した下組町山車組の「源平 壇ノ浦」=3日午後6時50分ごろ、八戸市八日町

 八戸三社大祭は3日、3神社の神輿(みこし)行列と山車が合同運行する「お還(かえ)り」を青森県八戸市中心街で行った。鮮やかな装飾で彩られた26台の山車が中心街を練り歩き、沿道を盛り上げた。

 お還りは、1日の「お通り」で長者山新羅神社に渡御した神輿が龗(おがみ)神社に戻る行事。会期中の同市は雨や曇りが続いたが3日は一転、爽やかな青空に。

 午後3時、神明宮の行列を先頭に鍛冶町を出発し、各山車がゆっくりと中心街を巡った。目抜き通りに差しかかると、各組が趣向を凝らした仕掛けを展開。1950年以来76年ぶりの最優秀賞に輝いた下組町山車組や、優秀賞の十一日町龍組と内丸親睦会などが山車のせり上げを披露すると、沿道の観客は「おー」「すごい」と歓声を上げ、盛んな拍手を送った。

 同市の伊藤三代さん(65)は「どの山車も昔よりどんどん大きくなっていて、とても見応えがある」と笑顔。「孫は(今回参加を見送った)柏崎新町附祭に出る予定だったので、塩町附祭組に助けられた。練習の成果がよく出ていた」と目を細めた。

 4日は午後6時から後夜祭を行う。市中心街と市庁前市民広場にライトアップされた山車が展示され、おはやしの競演で5日間の幕を閉じる。

 2日目を迎えた青森ねぶた祭は大型ねぶた15台、子どもねぶた・担ぎねぶた8台が出陣し、闇夜に浮かぶ勇ましい武者絵巻が大勢の観客を魅了した。3日目の弘前ねぷたまつりは、弘前市中心街の土手町コースを大型ねぷた34台と小型ねぷた10台が進んだ。はやしと「ヤーヤドー」のかけ声が沿道に響き、熱気は最高潮に達した。

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