ウミネコひな ふわふわ、蕪島でふ化始まる/八戸

生まれたてのウミネコのひな(左下)と親鳥=16日午前11時ごろ、八戸市鮫町の蕪島

 ウミネコの繁殖地として天然記念物に指定されている青森県八戸市鮫町の蕪島で16日、今年最初のウミネコのふ化が確認された。薄茶色のふわふわした羽毛のひなが、親鳥の白いおなかの下からかわいらしい姿をのぞかせている。

 蕪島ウミネコ繁殖地保護監視所によると、ひなの誕生を確認したのは同日の午前9時半ごろ。同11時の時点でひなの姿が見られた巣は1カ所のみだが、6月上旬にはふ化のピークを迎えるという。今年のウミネコは例年並みの約3万羽が飛来した。4月18日に今年最初の産卵が確認されていた。今年は産卵が例年より遅めだったが、ふ化は例年並みという。

 同監視所の髙橋瞭さんは「生まれてくれて本当に良かった。親鳥は気が立っているので、訪れた際は距離を取り、けがをしないように見てほしい。梅雨の低温を乗り越え、無事に旅立ってほしい」と話した。

 ひなは6月下旬には巣立ち、7月下旬に北海道へ旅立つという。

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