体験型美術館「黒石アートBOX」開館

絵の具を手で伸ばしたり混ぜたりしながら、うちわに模様を描く子どもたち

 青森県黒石市の体験型美術館「黒石アートBOX」(愛称・こへる)が13日、同市黒石砂森に開館した。旧黒石小学校の趣を残しつつ改修し、ジャンル問わずさまざまな芸術文化に触れて作品を制作、体験、鑑賞できる設備や資機材を整備した。クリエーティブ人材の育成と多世代交流を目指す。

 2020年4月の新黒石小開校以降、空き校舎となっていた建物は鉄筋コンクリート3階建て。延べ床面積4189平方メートルのうち主に1階部分を使用する。開館時間は午前10時~午後6時。原則火曜休館、入館無料。

 オープニングセレモニーで、髙樋憲市長は「いろいろなことを勉強し吸収し、自分の能力を引き出しながら市民みんなで黒石をつくり上げる拠点になると考えている」とあいさつ。北原啓司館長(弘前大学特任教授)は「永遠の子どもである大人たち、現役の子どもたち、未来の子どもたちにとって想像力をかき立てる場所になることを期待したい」と語った。

 開館を記念し、アートやグルメが盛りだくさんの「こへる祭」を14日まで開く。故孫内あつしさんのクレヨン画展や運動遊び、映像ワークショップなど約50のブースが出展し来館者を楽しませている。

 文具大手・ぺんてると連携したアートワークでは、子どもたちが手で「ゆびえのぐ」を伸ばしたり混ぜたりしてうちわに模様を描き、「見たことない色」「変な色になった」と大はしゃぎ。林龍輝さん(弘前・千年小1年)は「手がベタベタだけど楽しかった」と話した。

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