キリスト祭で盆踊りナニャドヤラ奉納/新郷

十来塚(中央)を囲みナニャドヤラを奉納する芸能保存会の会員ら

 青森県新郷村戸来の「キリストの里公園」で7日、村観光協会(細川真理子会長)がキリスト祭を開いた。同公園にはキリストの墓ではないかと伝わる塚があり、神事や地域の盆踊り「ナニャドヤラ」奉納などを行い、県内外から訪れた約千人が見守った。

 同祭は1964年に始まり今回が62回目。慰霊祭では大祭長の佐藤和友村長が「この地がキリストの墓だと言われたのは90年前のこと。真実か伝説か、その答えを急ぐよりも、先輩たちは霊を慰めることの重大さを知り、慰霊祭を行ってきた」とあいさつし、最後に「考えるな、踊れ!」とアピール。神道の神事に続き、田中獅子舞保存会(長峯満若者頭)が獅子舞を奉納し、村ナニャドヤラ芸能保存会(佐々木久美子会長)がキリストの墓とされる「十来塚(とらいづか)」を囲み舞を披露した。

 慰霊祭後にはナニャドヤラ体験会が行われ、藤崎町から訪れた小山内元歩(もあ)さん(藤崎中2年)は「キリスト教らしいことがあるのかなと思ったら違った」と笑いながら、父母が踊るのを見ていた。人形劇団プークに所属する埼玉県の池田日明(あきら)さん、亜矢子さん夫妻は「式は神道で、伝統芸能には念仏的要素があり、いろいろ混じっていて不思議だけど魅力的だった」と話した。

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