青森県産食材提供の都内シェフが農場視察/鯵ケ沢

アスパラガス農園を視察し、収穫を体験する北村氏(左)

 青森県は来月、県産食材を用いた特別メニューを都内の一流レストランで提供するフェアを開催する。参加店舗のシェフらが19日、鯵ケ沢町で生産現場を視察し、生産者との交流を通して県産食材への理解を深めた。

 フェアは県の「食の宝庫あおもり」プロジェクトの第1弾として8月18~31日に実施。青森県の希少で上質、多様な農林水産物を広く発信し、冬も旬の食材でフェアを行う。

 同町を訪れたのは「アポテオーズ」シェフの北村啓太氏、「アルヴァ/アマン東京」日本地区統括西洋料理長の平木正和氏、「スーツァンレストラン陳 渋谷店」料理長の井上和豊氏。プロジェクトのアドバイザーである美食家の浜田岳文氏も同行した。

 一行は同町浜横沢町のアスパラガス農園で、生産者の長谷川武さんや町職員らの説明を受けながら収穫を体験。その場で口にし、甘みや歯ごたえを確認した。

 同町建石町の「CONVEY お山の上工房」では町産食材の料理を試食しながら、熟成豚などを生産する「長谷川自然牧場」や加工用リンゴなどを扱う「風丸農場」の生産者らと懇談。「リンゴはアップルパイ用に糖度が低く食感の良いものを、ジュース用には糖度の高いものを-と店や目的別に選別して出荷している」などと説明を受けたシェフらは「火を通した料理は、どんなリンゴの品種が合うのか」「熟成豚はどのように飼育するのか」などと情報を集めていた。

 視察は20日も行う。青森市の塩谷魚店で青森県の魚介類の流通や品質向上の取り組みを確認した後、新郷村に赴き、トウモロコシ「郷(さと)のきみ」や「青い森紅サーモン」の現場で生産者と交流する。

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