青森県鯵ケ沢町のはまなす公園近くにある鯵ケ沢海水浴場の砂浜に、今年もサンドアートがつくられ、町民や観光客を楽しませている。

　町商工会青年部のメンバーが5日ほどかけて制作。12日に完成した。同青年部はこれまでも、町の人気犬「わさお」やヒラメ、イカを題材にサンドアートを生み出してきた。今年のイメージは「男の子が喜びそうなカブトムシやクワガタ（の闘い）」と同青年部副部長の石岡一穂さん（40）。石岡さんは海の駅わんどの産直施設「あじ・彩・感」俱楽部の店長。“食欲の秋”を彩るブドウやクリ、毛豆などが入荷し、もう少しでキノコの季節も訪れるという。

　ここ数日の風雨でも、サンドアートは無事だった。石岡さんは「10月5日のフードフェス（わんど前で開催）あたりまで持ってくれれば。多くの人に鯵ケ沢まで足を運んでほしい」と願っていた。