五所川原の市浦牛 「食べにおいでよ!」第25回


 10月最後の日曜日。五所川原市のブランド和牛「市浦牛」を目当てに道の駅十三湖高原へ。この日は毎年恒例の人気イベント「しうらグルメカーニバル」が開催され、開始前から行列ができるにぎわいです。

 「市浦牛丼に、まかないバーベキュー焼肉丼! どっちも600円で食べられるのはイベントの時だけ!本当においしいから、ぜひ食べてみて!ヨロシク!」

 マイクパフォーマンスは道の駅を運営する「トーサム」の八木澤淳社長。自身が愛する矢沢永吉ナンバーを歌い上げながら、市浦牛のイベント限定メニュー、「十三湖産大和しじみ」のすくいどり、大漁シジミ汁…と各コーナーを駆け回って美声を響かせている。

 炭火の炎が立ち上がる市浦牛バーベキューのコーナーでは、市役所の皆さんが焼き係に盛り付けにとフル稼働中。テラス席でいただいた焼肉丼は熱々のお肉がやわらかく、脂がさっぱりとして炭火の香ばしさもあり、一気に完食。シジミ汁がまた染み渡る。

 眼下に広がる放牧地には市浦牛が9頭草を食んでいる。「いい眺め、いい空気で味わう市浦グルメは最高ですから。おいしかった、楽しかったと言ってくれるお客さんに、もう胸いっぱい。ヨロシク!」。元気ももらえる逸品でした。

■問い合わせは道の駅十三湖高原(電話0173-62-3556)

【佐々木孝昌市長から】市浦地域の魅力を発信!
 市浦地域には全国有数の漁獲量を誇る十三湖の「大和しじみ」のほか、品評会で東日本チャンピオンに輝いたことがある黒毛和牛の「市浦牛」という名産品があり、これら地域資源を活かした「しうらグルメカーニバル」は市浦地域ならではのイベントとして人気のコンテンツとなっております。

 イベントで毎回売り切れとなる「市浦牛丼」の味を忠実に再現した「市浦牛 牛丼の具」は、市のふるさと納税返礼品として提供しているほか道の駅十三湖高原の売店で販売しておりますので、人気のシジミと一緒に、市浦地域の食をぜひご賞味ください。

【さらにチェック】お土産品「牛丼の具」も人気
 道の駅十三湖高原では、イベント時以外も楽しめる市浦牛グルメが充実。お土産品「幻のブランド牛 市浦牛 牛丼の具」(冷凍パック2食入り1620円)は、沸騰したお湯で5分温めるだけで、家庭でもおいしい牛丼が作れると人気。

 年間の出荷頭数が十数頭という貴重な市浦牛だけに、数量限定ながら精肉も常設販売。カルビ、サーロイン、バラ、切り落としなど各部位を冷凍真空パックで取り扱っている。

 またレストランでは市浦牛ステーキセットやステーキ丼が味わえる。定食はシジミ汁がつくのも好評。

炭火の炎で豪快に焼く「まかないバーベキュー」(焼肉丼、600円)。牛丼、焼肉丼ともに完売=10月下旬、五所川原市の道の駅十三湖高原「しうらグルメカーニバル」

道の駅を運営する「トーサム」八木澤淳社長

佐々木孝昌市長

お土産品「幻のブランド牛 市浦牛 牛丼の具」

五所川原市

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