青森県南部町で名産の干し柿作りが最盛期を迎えている。8日、干し場を埋め尽くした柿がオレンジ色のカーテンのように寒風に揺れていた。
同町鳥舌内地区にある大向光嘉さん(78)方では、11月下旬から妙丹柿を使った干し柿作りが始まった。この日作業場では地区住民15人が、皮むきや柿をひもにくくりつける作業に追われた。長さ50メートル以上ある専用の干し場では、今年用意した約18万個の柿を干し終えた。大向さんは「夏の暑さを心配したが、今年はいい柿ができた。最近は暖冬傾向なので、厳しい寒さに期待したい」と話した。
柿は40日間、寒風にさらされ甘みを凝縮していく。「妙丹干し柿」は種がなくしっとり柔らかい食感が特長。来年1月下旬ごろから県内外に出荷される。
同町鳥舌内地区にある大向光嘉さん(78)方では、11月下旬から妙丹柿を使った干し柿作りが始まった。この日作業場では地区住民15人が、皮むきや柿をひもにくくりつける作業に追われた。長さ50メートル以上ある専用の干し場では、今年用意した約18万個の柿を干し終えた。大向さんは「夏の暑さを心配したが、今年はいい柿ができた。最近は暖冬傾向なので、厳しい寒さに期待したい」と話した。
柿は40日間、寒風にさらされ甘みを凝縮していく。「妙丹干し柿」は種がなくしっとり柔らかい食感が特長。来年1月下旬ごろから県内外に出荷される。