
八戸農協(若林政秀組合長)は21日、本年度産ナガイモの作柄検討会を青森県五戸町の川内長芋冷蔵庫前で行った。今季は6~7月に高温少雨が続き、ナガイモの長さが長くなるなど一部で形状への影響が見受けられたが、太さや収量は平年並みの見込みと判断された。
同農協管内の生産者、県内外の取引事業者など約130人が出席。作柄調査では、生産者58戸が試験用に収穫したナガイモ174本が並び、来場者はそれぞれの品種系統や使われた肥料などを確認しながら、ナガイモの重さや固さ、形状を吟味していた。
調査の結果、平均の長さは80.6センチ(平年比5.9%増)、重さ1.15キログラム(同1.9%減)、最大径5.95センチ(同5.2%減)。品質はA、B級品合わせた割合が54.6%で、同農協が目標とする60%にはわずかに届かなかった。
若林組合長は「今年も温暖化の影響が見られたが、過去4年の中では一番良い出来。重さもしっかりあるので、長さがあっても折れにくいだろう。販売戦略をしっかり立ててほしい」と呼びかけた。
八戸圏域でのナガイモの収穫は、積雪時を除き、11月上旬から翌年4月中旬まで行われる。
同農協管内の生産者、県内外の取引事業者など約130人が出席。作柄調査では、生産者58戸が試験用に収穫したナガイモ174本が並び、来場者はそれぞれの品種系統や使われた肥料などを確認しながら、ナガイモの重さや固さ、形状を吟味していた。
調査の結果、平均の長さは80.6センチ(平年比5.9%増)、重さ1.15キログラム(同1.9%減)、最大径5.95センチ(同5.2%減)。品質はA、B級品合わせた割合が54.6%で、同農協が目標とする60%にはわずかに届かなかった。
若林組合長は「今年も温暖化の影響が見られたが、過去4年の中では一番良い出来。重さもしっかりあるので、長さがあっても折れにくいだろう。販売戦略をしっかり立ててほしい」と呼びかけた。
八戸圏域でのナガイモの収穫は、積雪時を除き、11月上旬から翌年4月中旬まで行われる。