
「オドラデク道路劇場 はっせんの蔵」が10月25、26の両日、青森県八戸市で上演される。青森市の舞踏家福士正一さん(71)を中心に小集落での巡演を重ねている「オドラデク道路劇場」として八戸で開催するのは1998年1月以来27年ぶり。「蔵が踊り、まちが語りだす2日間 舞踏×音楽×美術」をキャッチフレーズに、25日は八戸市湊町の八戸酒造、26日は同市小中野新丁周辺で独自の空間をつくり出す。
福士さんは「オドラデク道路劇場としての大きな公演はこれが最後かもしれない。えたいの知れないものが現れて消えていく感じをつくり、見た人の記憶に残れば」と話している。
福士さんのほか、横笛奏者のHIROMASAさん(平内町出身)、パーカッションのヤストゥケさん(青森市出身)が出演。音響デザインは舞台音響家・寿島宅弥さん(弘前市出身)、舞台美術は美術作家・蒔苗正樹さん(同)が担当する。
福士さんは25日の公演について「蔵には長年働いてきた人たちの思いが染み込んでおり、感じるままに踊りたい。蔵の気配を感じながら演奏が行われ、水をベースに舞台美術がつくられる。現場でなければできない美術や音と踊りが即興で交差する」と説明。26日については「踊りが入り込むことにより、日常の風景が別のものに変わる発見、体験をしてもらいたい」と話している。
チケット予約・問い合わせは、主催する青森ダンスエクスペリエンスの会の事務局(電話090-2983-0446、メールアドレスodoradeku.aomori@gmail.com)へ。プログラムは以下の通り。
▽25日=八戸酒造敷地内北蔵で午後4時開演。第1部の舞踏セッションに続き、第2部のトークセッションのゲストは、福士さんの1990年の南太平洋のバヌアツ共和国での公演に同行した劇作家で県立美術館の平田オリザ館長、小林眞・八戸学院大学学長。進行はバヌアツ公演に同行取材した松林拓司・東奥日報社八戸支社長が務める。定員120席で要予約(入場料3千円、学生半額)。チケットは八戸酒造、ラピアなどで販売中。
▽26日=午後1時の八戸酒造駐車場を皮切りに、小中野新丁周辺を移動しながら観客参加型で演じる。無料(投げ銭歓迎)。
福士さんは「オドラデク道路劇場としての大きな公演はこれが最後かもしれない。えたいの知れないものが現れて消えていく感じをつくり、見た人の記憶に残れば」と話している。
福士さんのほか、横笛奏者のHIROMASAさん(平内町出身)、パーカッションのヤストゥケさん(青森市出身)が出演。音響デザインは舞台音響家・寿島宅弥さん(弘前市出身)、舞台美術は美術作家・蒔苗正樹さん(同)が担当する。
福士さんは25日の公演について「蔵には長年働いてきた人たちの思いが染み込んでおり、感じるままに踊りたい。蔵の気配を感じながら演奏が行われ、水をベースに舞台美術がつくられる。現場でなければできない美術や音と踊りが即興で交差する」と説明。26日については「踊りが入り込むことにより、日常の風景が別のものに変わる発見、体験をしてもらいたい」と話している。
チケット予約・問い合わせは、主催する青森ダンスエクスペリエンスの会の事務局(電話090-2983-0446、メールアドレスodoradeku.aomori@gmail.com)へ。プログラムは以下の通り。
▽25日=八戸酒造敷地内北蔵で午後4時開演。第1部の舞踏セッションに続き、第2部のトークセッションのゲストは、福士さんの1990年の南太平洋のバヌアツ共和国での公演に同行した劇作家で県立美術館の平田オリザ館長、小林眞・八戸学院大学学長。進行はバヌアツ公演に同行取材した松林拓司・東奥日報社八戸支社長が務める。定員120席で要予約(入場料3千円、学生半額)。チケットは八戸酒造、ラピアなどで販売中。
▽26日=午後1時の八戸酒造駐車場を皮切りに、小中野新丁周辺を移動しながら観客参加型で演じる。無料(投げ銭歓迎)。