岩木山お山参詣は2日目の21日、「宵山」を迎えた。青森県弘前市百沢の岩木山神社には津軽一円から白装束姿の参拝者が集まり、「サイギサイギ」の唱文と登山ばやしを響かせながら、五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全を祈願した。
この日は青空と雨雲が交互に訪れる不安定な空模様となったが、参道では御幣(ごへい)やのぼりを持った参拝者が隊列を組み、午前8時過ぎから次々と神社を目指した。参拝後は晴れやかな表情で「バダラ、バダラ、バダラヨー」と下山の踊りを繰り広げた。
同市相馬地区の住民を中心に約50人で参拝した相馬有志会の中沢圭一代表(63)は「もっと厳しい天候を予想していたので、まだ良かった。今年もリンゴと米の豊作と価格の上昇を願っている」と期待を込めた。
2019年から毎年参拝している同市の社会福祉法人「七峰会」は、職員と福祉施設利用者など110人が繰り出した。東谷康生事務局長(43)は「地域への感謝と貢献の意味を込め、今後も変わらず続けていきたい」と話した。
お山参詣は22日早朝の「朔日(ついたち)山」でクライマックスを迎え、参拝者が岩木山頂からご来光を拝む。
この日は青空と雨雲が交互に訪れる不安定な空模様となったが、参道では御幣(ごへい)やのぼりを持った参拝者が隊列を組み、午前8時過ぎから次々と神社を目指した。参拝後は晴れやかな表情で「バダラ、バダラ、バダラヨー」と下山の踊りを繰り広げた。
同市相馬地区の住民を中心に約50人で参拝した相馬有志会の中沢圭一代表(63)は「もっと厳しい天候を予想していたので、まだ良かった。今年もリンゴと米の豊作と価格の上昇を願っている」と期待を込めた。
2019年から毎年参拝している同市の社会福祉法人「七峰会」は、職員と福祉施設利用者など110人が繰り出した。東谷康生事務局長(43)は「地域への感謝と貢献の意味を込め、今後も変わらず続けていきたい」と話した。
お山参詣は22日早朝の「朔日(ついたち)山」でクライマックスを迎え、参拝者が岩木山頂からご来光を拝む。
