ツツジ、初夏の彩り/茶臼山公園「まつり」17日開幕

色とりどりのツツジが花を咲かせ始めた茶臼山公園

 青森県大鰐町の茶臼山公園で17日、今年も「大鰐温泉つつじまつり」が開幕する。前日の16日は好天に恵まれ、各地から訪れた行楽客が園内を散策。ピンクや赤、白の花が咲く初夏の風情を楽しんだ。

 同公園は約1万5千本、40種類以上のツツジが植えられた津軽地方の名所として知られる。町企画観光課などによると、今年の開花は大雪の影響で平年より約1週間遅れたほか、昨年が花の多い「当たり年」だったこともあり、現在のボリュームはやや少なめという。一方、数日来の好天で花は次々に咲き、16日は八分咲きとなった。

 行楽客は、同町出身の俳人・増田手古奈さんなどの句碑が置かれた遊歩道「俳句の小径(こみち)」を歩き、木漏れ日を受けて鮮やかさを増す花を満喫した。青森市から家族4人で訪れた三上孝悦さん(68)は「花はこれから、という感じだが、今年もきれいに咲いていて良かった」と話した。

 まつりは21日まで。同課は満開を平年比5日程度遅い17、18日ごろと予想、見ごろは24日ごろまで続くと見込んでいる。

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