
青森県八戸市鮫町にある国の天然記念物「蕪島ウミネコ繁殖地」で、ウミネコのひなのふ化が始まった。薄茶色のふわふわとした羽毛のひなが、親鳥のおなかの下から愛らしい姿をのぞかせている。
蕪島ウミネコ繁殖地保護監視所によると、最初のひなを確認したのは14日朝。今年初めて産卵が確認された巣を含む複数の巣で生まれていたという。ふ化は昨年より7日遅いものの、おおむね例年並み。15日正午ごろには5カ所以上の巣でひなの姿が見られた。
今年は2月半ばごろから蕪島にウミネコ約3万羽が飛来。今年初の産卵は4月13日で、観察に訪れた八戸工業大学第二高校の生徒が確認していた。
ふ化は6月上旬ごろにピークを迎え、7月中旬から8月上旬にかけて北海道へ向けて飛び立つという。同監視所の吉田勝鴻(かつひろ)さんは「しばらく暖かい日が続くこともあり、ふ化が進みそう。ひなを守るために親鳥の気が立っているため、近づきすぎて、つつかれないよう注意してほしい」と話した。
蕪島ウミネコ繁殖地保護監視所によると、最初のひなを確認したのは14日朝。今年初めて産卵が確認された巣を含む複数の巣で生まれていたという。ふ化は昨年より7日遅いものの、おおむね例年並み。15日正午ごろには5カ所以上の巣でひなの姿が見られた。
今年は2月半ばごろから蕪島にウミネコ約3万羽が飛来。今年初の産卵は4月13日で、観察に訪れた八戸工業大学第二高校の生徒が確認していた。
ふ化は6月上旬ごろにピークを迎え、7月中旬から8月上旬にかけて北海道へ向けて飛び立つという。同監視所の吉田勝鴻(かつひろ)さんは「しばらく暖かい日が続くこともあり、ふ化が進みそう。ひなを守るために親鳥の気が立っているため、近づきすぎて、つつかれないよう注意してほしい」と話した。