8月に青森市で開かれる青森ねぶた祭の合同運行に、同市浪岡地区のねぶたが2005年の合併以来初めて参加することになった。合併後の一体感を醸成しようと住民有志が企画し、市の補助金などを活用して実現にこぎ着けたもので、関係者は「多くの人たちに参加してもらいたい」と呼びかけている。
浪岡地区では、毎年夏の「浪岡北畠まつり」でねぶたの合同運行を行っているが、同じ市内で行われる青森ねぶた祭にはねぶたを出陣させたことはなかった。
05年の旧青森市との合併後、住民の間でたびたび青森ねぶた祭への参加が話題に上ったことから、地元のNPO法人「婆娑羅(ばさら)凡人舎(ぼんどしゃ)」が事務局となって実現の可能性を模索。2018年度には「中世の里元気チャレンジ活動事業補助金」の対象事業となり、ねぶた師の立田龍宝さん指導の下、住民らが約半年間かけて中型ねぶた「浪岡入部 北畠顕成」を完成させた。
26日は、浪岡ねぶた愛好会会長の伊藤芳男さん(69)、婆娑羅凡人舎の高橋初彦さん(62)が青森市役所本庁舎を訪れ、小野寺晃彦市長に「合併後の新市が一体となって何かを起こそうという機運が根強くあったので、出陣が実現してうれしい。浪岡らしさをアピールしながら祭りを盛り上げたい」と報告。
小野寺市長は「地域の誇りが大きな塊となるのが青森ねぶた祭。本番での運行が楽しみ」と期待した。
浪岡地区のねぶたは、8月2、3日の合同運行に参加する予定。ハネトやはやしの参加者も7月12日まで募集中で、無料送迎バス(先着200人)も運行する。
申し込み、問い合わせは、婆娑羅凡人舎(中世の館内、電話0172-62-1020)へ。
浪岡地区では、毎年夏の「浪岡北畠まつり」でねぶたの合同運行を行っているが、同じ市内で行われる青森ねぶた祭にはねぶたを出陣させたことはなかった。
05年の旧青森市との合併後、住民の間でたびたび青森ねぶた祭への参加が話題に上ったことから、地元のNPO法人「婆娑羅(ばさら)凡人舎(ぼんどしゃ)」が事務局となって実現の可能性を模索。2018年度には「中世の里元気チャレンジ活動事業補助金」の対象事業となり、ねぶた師の立田龍宝さん指導の下、住民らが約半年間かけて中型ねぶた「浪岡入部 北畠顕成」を完成させた。
26日は、浪岡ねぶた愛好会会長の伊藤芳男さん(69)、婆娑羅凡人舎の高橋初彦さん(62)が青森市役所本庁舎を訪れ、小野寺晃彦市長に「合併後の新市が一体となって何かを起こそうという機運が根強くあったので、出陣が実現してうれしい。浪岡らしさをアピールしながら祭りを盛り上げたい」と報告。
小野寺市長は「地域の誇りが大きな塊となるのが青森ねぶた祭。本番での運行が楽しみ」と期待した。
浪岡地区のねぶたは、8月2、3日の合同運行に参加する予定。ハネトやはやしの参加者も7月12日まで募集中で、無料送迎バス(先着200人)も運行する。
申し込み、問い合わせは、婆娑羅凡人舎(中世の館内、電話0172-62-1020)へ。