サッカーJリーグ1部の町田を率いて今季優勝争いを繰り広げる黒田剛監督(54)が青森山田高監督時代に獲得した全国大会のメダルやトロフィー、教え子のMF柴崎岳(J1鹿島、野辺地町出身)のユニホームなど数々のお宝を集めた「黒田剛メモリアルルーム」が青森市内に完成した。黒田監督と親交のある同市の葬祭業者が譲り受けた資料を基に社屋内へ開設したもので、10月1日から無料で見学可能。関係者は「ぜひ多くの人に見てほしい」と呼びかけている。
展示室は、同市中央1丁目の葬祭業「リンクモア」の新社屋2階に開設。黒田監督の講演会を何度も開いてきた同社の船橋素幸社長(64)が今夏、黒田監督から青森山田高時代に獲得したサッカー関係の資料を託されたことを機に、建設中だった新社屋の一部の用途を急きょ変更する形でオープンにこぎ着けた。
展示の構成は、同市のデザイナー立木祥一郎さん(62)が担当。全国トップの強豪校となった後の輝かしい資料だけでなく、青森県で指導者生活を始めた30年近く前の試合結果を報じた新聞記事のスクラップも並べている。立木さんは「負けないチームをつくり上げるのは簡単ではない。展示を通じて黒田監督を支えていた人たちの思いまで感じられると思う」と話す。
現在展示しているのは譲り受けた資料のほんの一部といい、将来的には展示替えも行う予定。船橋社長は「黒田さんの考え方は経営的にも参考になる。まさか自分が資料を譲り受けることになるとは思わなかったが、大事にしながら広く公開したい」と力を込めた。
展示室の開設時間は午前10時から午後5時(日曜日と祝日は休み)。見学希望者は同社(電話017-735-1407)への事前予約が必要。
展示室は、同市中央1丁目の葬祭業「リンクモア」の新社屋2階に開設。黒田監督の講演会を何度も開いてきた同社の船橋素幸社長(64)が今夏、黒田監督から青森山田高時代に獲得したサッカー関係の資料を託されたことを機に、建設中だった新社屋の一部の用途を急きょ変更する形でオープンにこぎ着けた。
展示の構成は、同市のデザイナー立木祥一郎さん(62)が担当。全国トップの強豪校となった後の輝かしい資料だけでなく、青森県で指導者生活を始めた30年近く前の試合結果を報じた新聞記事のスクラップも並べている。立木さんは「負けないチームをつくり上げるのは簡単ではない。展示を通じて黒田監督を支えていた人たちの思いまで感じられると思う」と話す。
現在展示しているのは譲り受けた資料のほんの一部といい、将来的には展示替えも行う予定。船橋社長は「黒田さんの考え方は経営的にも参考になる。まさか自分が資料を譲り受けることになるとは思わなかったが、大事にしながら広く公開したい」と力を込めた。
展示室の開設時間は午前10時から午後5時(日曜日と祝日は休み)。見学希望者は同社(電話017-735-1407)への事前予約が必要。