下北牛、すしでPR むつ市内5店でキャンペーン/サンマモルワイナリー

ローストビーフのすしを提供する金寿司の石動廣さん

 青森県むつ市の「サンマモルワイナリー」(北村良久社長)は22日から、市内の飲食店で下北牛のローストビーフを使ったにぎりずしを提供するキャンペーンをスタートした。

 下北牛は、同社の系列企業である農業法人「エムケイヴィンヤード」が脇野沢地区で生産している短角牛。今月末から同市を主会場に開かれる日本ジオパーク全国大会下北大会を機に県内外の多くの人に下北牛を味わってもらおうと、市の「山の幸ブランディング事業」の一環として、地元の海産物を目当てにした来客が見込まれるすし店でのキャンペーンを企画した。5店が参加し、店ごとに薬味をアレンジして提供する。1貫400円(税抜き)で各店200貫限定。

 22日、参加店の一つである「金寿司」でお披露目会が開かれた。同店ではタマネギを混ぜたポン酢や万能ネギ、ショウガといった薬味をローストビーフにのせて提供する。試食した山本知也市長は「肉が柔らかくて、すしに合っている」と太鼓判。北村社長は「すし屋でローストビーフというのはインパクトがあり、アピールにつながる。下北牛をむつ市の特産品の一つとして全国に広めていきたい」と語った。

 金寿司以外の参加店は、「鮨割烹 東寿し」「酒菜屋」「すし処 てんが」「秀寿司」(秀寿司での提供は9月2日以降)。

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