世界遺産ウィーク開幕 青森の三内丸山遺跡

弓矢で狩りの疑似体験をする子どもたち=20日、青森市の三内丸山遺跡

 27日に世界遺産登録3周年を迎える「北海道・北東北の縄文遺跡群」構成資産の中核・三内丸山遺跡(青森市)で20日、「さんまる世界遺産ウィーク」が開幕した。初日は縄文夏祭りが行われ、ステージイベントや体験コーナー、特別展など多彩な企画を目当てに多くの家族連れが訪れた。

 20日は夏休みに入った子どもたちも午前9時の開館とともに続々と来場。むつ市の北村朔(はじめ)さん(第二田名部小4年)は弟の旭(あさひ)ちゃん(4)ら家族と訪れ、イノシシなどの動物の写真パネルを獲物に見立て、弓矢で狩りの疑似体験をする「縄文ハンター」などに挑戦。朔さんは「爆上戦隊ブンブンジャーのショーも楽しかった。遺跡を回って縄文のことも知ってみたい」と話した。

 会場には農産品・飲食やワークショップなど約20の出店が並んだ。遺跡内には縄文服を借りられるコーナーがあり、首都圏からの観光客が縄文服姿で大型掘立柱(ほったてばしら)建物(復元)などをじっくり見学していた。縄文夏祭りは21日まで。同日は「わんだふるぷりきゅあ!ショー」が行われる。

 ウィークは28日までで、27日は世界遺産登録3周年を記念して青森フォーラムを実施する。三内丸山遺跡センターの岡田康博所長が「遺跡の保存と活用を考える-愛される遺跡を目指して-」と題して講演するほか、センター職員らが「遺跡をもっと楽しむために必要なこと」をテーマにパネルディスカッションをする。期間中の土・日曜は観覧無料。

縄文服を着て遺跡内を見学する観光客=20日、青森市の三内丸山遺跡

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