「中尊寺ハス」被災跡地で見頃 大船渡、復興のシンボル

見頃を迎えている中尊寺ハス
 大船渡市末崎町の東日本大震災被災跡地で、平泉町の中尊寺から株分けされた「中尊寺ハス」が見頃を迎え、訪れた人の心を和ませている。

 県道275号の碁石海岸に向かう途中の13アールのハス田に1300株ほどが植えられており、約600株が開花。緑の葉の合間からピンク色の花がかれんな姿を見せている。

 ハスは、復興のシンボルとして2013年に中尊寺から14株を株分けされ、15年に現在の場所に移植。碁石地区復興まちづくり協議会(大和田東江(とうこう)会長)が管理している。

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