「くまくま園」リニューアルから10年 記念絵画公開
秋田県北秋田市阿仁打当の市営阿仁熊牧場「くまくま園」はリニューアル10周年記念と夏休みイベント開始のセレモニーを開いた。横手市在住の画家永沢碧衣さん(29)による記念絵画を公開したほか、クマをテーマにした謎解きイベントを開催し、節目を祝った。
くまくま園は2014年7月、廃業した旧秋田八幡平クマ牧場(鹿角市)からヒグマを受け入れ、専用の飼育展示施設を新設してリニューアルオープンした。
13日に開かれたセレモニーで津谷永光市長は「クマとの共存をテーマに、今後も自然と人、クマをつなぐ場所を目指していく」とあいさつした。
記念絵画の題名は「Heart To Face」。園周辺の山を背景に、アクリル絵の具とクマのにかわを使ってヒグマとツキノワグマを描いた。クマのシルエットの中に、園内の風景を描き込んだ。
永沢さんは「クマたちが過ごしてきた風景を絵の中にちりばめた。ツキノワグマとヒグマ、人間それぞれの視点で互いの関係と物語を感じ取ってほしい」と話した。
園内に隠されたヒントを参考に設問を解く謎解きイベントもこの日始まった。冊子は受付でもらえるほか、全問正解すると先着で景品がもらえる。
謎解きクリエーターとして東京を拠点に活動する大館市出身の日景太郎さん(27)が設問を考案した。日景さんは「園の隅々まで分かってもらえるよう、設問を作った。謎を解いて、よりクマに興味を持ってくれたらうれしい」と語った。
夏休みイベント期間は8月25日まで。8月10~15日にはヒグマの運動場探検と餌隠しイベントを行う。謎解きイベントは11月4日まで。問い合わせは同園TEL0186・84・2626
くまくま園は2014年7月、廃業した旧秋田八幡平クマ牧場(鹿角市)からヒグマを受け入れ、専用の飼育展示施設を新設してリニューアルオープンした。
13日に開かれたセレモニーで津谷永光市長は「クマとの共存をテーマに、今後も自然と人、クマをつなぐ場所を目指していく」とあいさつした。
記念絵画の題名は「Heart To Face」。園周辺の山を背景に、アクリル絵の具とクマのにかわを使ってヒグマとツキノワグマを描いた。クマのシルエットの中に、園内の風景を描き込んだ。
永沢さんは「クマたちが過ごしてきた風景を絵の中にちりばめた。ツキノワグマとヒグマ、人間それぞれの視点で互いの関係と物語を感じ取ってほしい」と話した。
園内に隠されたヒントを参考に設問を解く謎解きイベントもこの日始まった。冊子は受付でもらえるほか、全問正解すると先着で景品がもらえる。
謎解きクリエーターとして東京を拠点に活動する大館市出身の日景太郎さん(27)が設問を考案した。日景さんは「園の隅々まで分かってもらえるよう、設問を作った。謎を解いて、よりクマに興味を持ってくれたらうれしい」と語った。
夏休みイベント期間は8月25日まで。8月10~15日にはヒグマの運動場探検と餌隠しイベントを行う。謎解きイベントは11月4日まで。問い合わせは同園TEL0186・84・2626