
青森ねぶた祭(8月2~7日)の開幕まで1カ月を切り、青森市安方のねぶた団地「ラッセランド」では大型ねぶたの制作が佳境を迎えている。5日は、22団体のねぶた小屋でスタッフらが暑さ対策をしながら紙張りや色付け作業などに追われていた。
そのうち「に組・日本風力開発グループ」では、ねぶた名人の北村隆さん(76)らスタッフ5人が大型ねぶた「朝比奈三郎 鰐鮫(わにざめ)を生け捕る」の色付け作業などを進めた。
この日、北村さんはねぶたの目に墨を入れる「目入れ」に臨んだ。面の内部の照明をつけながら、慎重に筆を走らせると、武者人形に魂が吹き込まれていった。
これまで100台以上を制作してきた北村さんは「目を描くのは今でも緊張する。題材は好きな武将の一人。水の表現と人形の迫力を見てほしい」と話した。
同団体の台上げは21日に行う予定。
そのうち「に組・日本風力開発グループ」では、ねぶた名人の北村隆さん(76)らスタッフ5人が大型ねぶた「朝比奈三郎 鰐鮫(わにざめ)を生け捕る」の色付け作業などを進めた。
この日、北村さんはねぶたの目に墨を入れる「目入れ」に臨んだ。面の内部の照明をつけながら、慎重に筆を走らせると、武者人形に魂が吹き込まれていった。
これまで100台以上を制作してきた北村さんは「目を描くのは今でも緊張する。題材は好きな武将の一人。水の表現と人形の迫力を見てほしい」と話した。
同団体の台上げは21日に行う予定。