青森県五所川原市のリンゴ生産者などでつくる「太宰のリンゴ酒プロジェクト」チームは、企画第3弾となる新たなリンゴの果実酒「富嶽百景」と「走れメロス」を完成させた。28日、発売された。
プロジェクトチームは、同市出身の作家太宰治の小説「津軽」に登場するリンゴ酒を再現しようと、リンゴ生産者の土岐彰寿さん(43)をリーダーとして2021年に結成された。これまでに4種の商品を開発。今回も青森産技センター弘前工業研究所の協力を得て商品化した。製造は平川市の「CRAZY CIDER」が行っている。
富嶽百景は、太宰の同名の作品に出てくる一節「富士には、月見草がよく似合ふ」に着想を得て開発した。五所川原市産のふじと黄色リンゴのトキをブレンドしており、土岐さんは「オーソドックスで万人に合う味。誰にでも『おいしい』と感じてもらえるのでは」とPRする。
一方、走れメロスは同市産の王林と台湾産シークワーサーを掛け合わせており、程よい酸味ときれの良さが特長。同商品のラベルをデザインした苫米地結子さん(29)=同市=は「五所川原のお土産品を手がけるのが夢だったので、うれしい。爽やかで『走れメロス』の疾走感がある味。夏に飲みたい」と話す。
両商品とも1本330ミリリットル入りで1350円。同市の金木観光物産館「産直メロス」で販売しているほか、ウェブサイト「太宰のリンゴ酒 TSUGARUSAKE」からでも購入できる。問い合わせは同市のトキあっぷる社(電話080-1078-4348)へ。
プロジェクトチームは、同市出身の作家太宰治の小説「津軽」に登場するリンゴ酒を再現しようと、リンゴ生産者の土岐彰寿さん(43)をリーダーとして2021年に結成された。これまでに4種の商品を開発。今回も青森産技センター弘前工業研究所の協力を得て商品化した。製造は平川市の「CRAZY CIDER」が行っている。
富嶽百景は、太宰の同名の作品に出てくる一節「富士には、月見草がよく似合ふ」に着想を得て開発した。五所川原市産のふじと黄色リンゴのトキをブレンドしており、土岐さんは「オーソドックスで万人に合う味。誰にでも『おいしい』と感じてもらえるのでは」とPRする。
一方、走れメロスは同市産の王林と台湾産シークワーサーを掛け合わせており、程よい酸味ときれの良さが特長。同商品のラベルをデザインした苫米地結子さん(29)=同市=は「五所川原のお土産品を手がけるのが夢だったので、うれしい。爽やかで『走れメロス』の疾走感がある味。夏に飲みたい」と話す。
両商品とも1本330ミリリットル入りで1350円。同市の金木観光物産館「産直メロス」で販売しているほか、ウェブサイト「太宰のリンゴ酒 TSUGARUSAKE」からでも購入できる。問い合わせは同市のトキあっぷる社(電話080-1078-4348)へ。