桜祭りのステージで演奏を披露する五所川原第一高校津軽三味線部の生徒たち=13日午後、五所川原市の菊ケ丘運動公園

 青森県内各地で桜まつりや春まつりが開幕した13日、好天に誘われて多くの家族連れが会場を訪れた。まつり開幕を前に出店が先行オープンする会場もあり、来場客は一足早く「花見気分」を味わった。

▼五所川原菊ケ丘公園 初の祭り開幕

 五所川原市の菊ケ丘運動公園で13日、初めてとなる同公園桜祭りが開幕した。園内の桜と音楽を楽しむ催しで、14日まで。好天に誘われて大勢の市民が訪れ、園内で繰り広げられるライブ演奏に耳を傾けた。

 市中心部にある同公園には、ソメイヨシノを中心に400本を超える桜が植えられている。13日はまだつぼみだったが、間もなく開花というところ。3カ所に設けられたステージでは、市内の高校の吹奏楽部やアマチュアミュージシャンらが、合奏やギターの弾き語りを披露し、アイドルグループ「りんご娘」も歌と踊りで盛り上げた。

 このうち五所川原第一高校津軽三味線部の生徒は、「りんご節」や「津軽甚句」など10曲余りを披露し、“お花見気分”を演出した。部長の竹内朱里さん(3年)は「初めてのイベントに参加できて、とても光栄。すがすがしく演奏できた」と笑顔で語った。

 桜祭りは、市内でバーを営む佐々木晋吾さん(46)が中心となって企画。若手ミュージシャンに発表の場を提供することも目的としている。佐々木さんは「(桜祭りを)待ち望んでいた-という声が多い。(天気にも恵まれて)良かった」と話していた。

▼黒石東公園 家族連れがのんびり散策

 黒石さくらまつりが13日、黒石市の東(あずま)公園さくら山で始まった。園内のソメイヨシノはまだつぼみ状態だが、春の陽気に誘われた家族連れらがのんびりと散策したり、ピクニックを楽しんだりした。黒石観光協会によると19、20日ごろに満開を迎える見込み。まつりは21日まで。

 近年の早咲き傾向を受け、主催の同協会は今年、まつりの開始時期を例年より1週間ほど早めた。園内50種の桜のうち、ソメイヨシノはつぼみがピンクに色づき、14、15日にも開花するとみられる。早咲きのエドヒガンは咲き始めで、訪れた市民が目を細めて写真に収めていた。

 この日はまつり関係者が安全祈願を行った後、ベニシダレとシダレザクラ計5本を植樹した。同協会の松村久美子副会長は「広い空の下、咲き誇る桜が東公園の魅力。ぜひ見に来てほしい」と語った。

 恒例のバーベキュー(火気使用)は会期中の午前9時~午後4時、指定区域のみ可能。夜間のライトアップなどは行わない。14日は午前11時からY-ROCKさくらライブを開催。このほか津軽民謡ショー(20日)、歌謡曲ダンスショー(21日)、よさこい演舞(同)などのイベントを予定している。

▼八戸公園 出店先行オープン

 八戸市十日市の八戸公園で29日に開幕する「はちのへ公園春まつり」を前に13日、出店13店舗が先行オープンした。園内の桜はまだほとんどがつぼみだが、出店の飲食を楽しんだり、広場でボール遊びをしたりする家族連れでにぎわった。

 青森地方気象台によると、この日の同市の最高気温は17度で、春らしい陽気となった。多目的芝生広場ではシートを広げて出店で買った焼きそばなどを食べる家族、バレーボールやサッカーをして遊ぶ親子らの姿が見られた。家族4人で訪れた同市の番沢希(のぞみ)さん(42)は「出店が並ぶとニュースで知った。広いので子どもを遊ばせるには抜群の場所。満開になればすごくきれいな桜が楽しめる」と話した。

 園内にはソメイヨシノやオオヤマザクラなど約2千本が植えられている。同公園の小笠原恵子八戸公園長は「遅咲きのヤエザクラはゴールデンウイーク後半に見ごろを迎える。何度も花見を楽しんでほしい」と話した。春まつりは29日~5月6日。

散策する家族連れらが見られた黒石さくらまつり=13日午前、黒石市の東公園

出店が先行オープンした、29日開幕のはちのへ公園春まつり=13日午後、八戸市の八戸公園

桜はほぼつぼみだが、春らしい陽気に誘われ家族連れでにぎわう八戸公園=13日午後



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