約300店の露店が並び、国内最大級の朝市といわれる青森県八戸市新湊の館鼻岸壁朝市が17日、開幕した。同市湊町で開かれていた朝市が館鼻岸壁に移転して今月で20年。21年目のシーズン初日は穏やかな天候となり、会場は市民や観光客が行き交い、大にぎわいとなった。
同日の八戸の最低気温は氷点下と冷え込んだものの、日の出前の午前5時ごろには既に買い物客で混み合った。温かい汁物を提供する店や、店頭で揚げ物や焼き鳥、焼き魚を調理する店からはおいしそうな香りが漂い、人気店では行列が絶えなかった。
宮城県塩釜市から訪れた東賢一さん(48)は「館鼻岸壁朝市に来たのは初めてだが、想像以上に店が多く活気がすごい。2回、3回と定期的に訪れたいと思うような朝市。旬の野菜が出回る季節にまた来たい」と声を弾ませた。
同朝市が参加する「全国朝市サミット協議会」のメンバーで、能登半島地震で大規模火災に見舞われた輪島朝市(石川県輪島市)を励まそうと、「ガンバレ!輪島朝市」とのメッセージを掲げる店もあった。コーヒー店を出店する畠山光代さん(八戸市)は「輪島は一日も早く元気になって朝市が再開できればと思う」と祈るように話した。
館鼻岸壁朝市は12月までの毎週日曜の夜明けから午前9時ごろまで開かれる。運営する湊日曜朝市会の慶長春樹理事長は「今年は1回当たりの来場者3万人という目標を立て、警備員も増やした。今年10月には全国朝市サミットがあるので、その準備も進めたい」と抱負を語った。
同日の八戸の最低気温は氷点下と冷え込んだものの、日の出前の午前5時ごろには既に買い物客で混み合った。温かい汁物を提供する店や、店頭で揚げ物や焼き鳥、焼き魚を調理する店からはおいしそうな香りが漂い、人気店では行列が絶えなかった。
宮城県塩釜市から訪れた東賢一さん(48)は「館鼻岸壁朝市に来たのは初めてだが、想像以上に店が多く活気がすごい。2回、3回と定期的に訪れたいと思うような朝市。旬の野菜が出回る季節にまた来たい」と声を弾ませた。
同朝市が参加する「全国朝市サミット協議会」のメンバーで、能登半島地震で大規模火災に見舞われた輪島朝市(石川県輪島市)を励まそうと、「ガンバレ!輪島朝市」とのメッセージを掲げる店もあった。コーヒー店を出店する畠山光代さん(八戸市)は「輪島は一日も早く元気になって朝市が再開できればと思う」と祈るように話した。
館鼻岸壁朝市は12月までの毎週日曜の夜明けから午前9時ごろまで開かれる。運営する湊日曜朝市会の慶長春樹理事長は「今年は1回当たりの来場者3万人という目標を立て、警備員も増やした。今年10月には全国朝市サミットがあるので、その準備も進めたい」と抱負を語った。