2月1日から「八戸ブイヤベースフェスタ」

合同記者会見で気勢を上げる参加店シェフら

 青森県八戸市の水産関係者有志でつくる八戸ハマリレーションプロジェクトは2月1日~3月31日の2カ月間、12回目の「八戸ブイヤベースフェスタ」を開く。今回は過去最多タイの16店舗が参加する。25日、参加店シェフが一堂に会した合同記者会見を八戸プラザホテルで開き、各店が味の特長などをアピールした。

 同フェスタは東日本大震災で被害を受けた同市の水産業の復興を目指し、2012年にスタート。コロナ禍で21年は休止したが、22年の再開以降は年々参加店が増えている。

 今回はNorth40-40八戸店(八戸市三日町)、フレンチ食堂セゾン(同市長横町)、Sawauchi(同市類家)の3店舗が新たに参加。「八戸港に水揚げされた魚介類を4種類以上使う」「スープを生かした締めの一皿で二度おいしい」のルールで、八戸、三沢両市の16店が独自のブイヤベースを提供する。

 会見で八戸パークホテルの八田恭章総料理長は「それぞれの店舗が自分の味を出して頑張る」と述べ、各シェフは「魚が苦手な人でも食べやすく仕立てた」「ブイヤベースを通じて八戸の豊かさを伝えたい」など狙いを語った。

 今回初めて、クラフトビール製造・販売のカネク醸造(八戸市南郷)が、同社商品「香のヴァイツェン」のラベルにブイヤベースを描いたコラボ商品を作った。同市内の参加店15店で提供する。

ブイヤベースの一例(手前)とカネク醸造のコラボ商品

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