青森市の県営浅虫水族館で、館内展示用の魚を提供している県内の漁業者らを紹介するパネル展「漁師さん展」が開かれている。各地の漁業者をイラストで紹介し、その人柄や漁業にかける思いなどを来館者に伝えている。
天井までの高さのパネル2枚にイラストが載っている「ホタテ漁師の田村さん兄弟」「タコ漁師の鳥谷部さん」らは、いずれも実在する漁業者。パネルには、それぞれが語る仕事の魅力、取っている魚や漁法などを掲載しており、さながら「漁師百科」といったところだ。
浅虫水族館によると、水槽で展示する魚の多くは、こうした各漁港の漁業者が水揚げしている。漁港で職員が魚を受け取り、水槽を備えたトラックで同館まで運搬する。時には職員も漁に同行する。珍しい魚が取れると連絡をくれる漁業者も少なくないという。
展示を担当した同館の坪田朋花さん(22)は「漁師さんなしで水族館は成り立たない。その感謝を伝えたいと考えた」と企画の意図を説明する。
漁業者の「売った魚は俺の分身」「すべてのことがやりがい」などの一言メッセージからは、仕事への愛着や人柄が伝わってくる。「展示を通して、来館者が魚だけでなく漁師さんも身近に感じてくれればうれしい」と坪田さん。2024年3月末まで。
天井までの高さのパネル2枚にイラストが載っている「ホタテ漁師の田村さん兄弟」「タコ漁師の鳥谷部さん」らは、いずれも実在する漁業者。パネルには、それぞれが語る仕事の魅力、取っている魚や漁法などを掲載しており、さながら「漁師百科」といったところだ。
浅虫水族館によると、水槽で展示する魚の多くは、こうした各漁港の漁業者が水揚げしている。漁港で職員が魚を受け取り、水槽を備えたトラックで同館まで運搬する。時には職員も漁に同行する。珍しい魚が取れると連絡をくれる漁業者も少なくないという。
展示を担当した同館の坪田朋花さん(22)は「漁師さんなしで水族館は成り立たない。その感謝を伝えたいと考えた」と企画の意図を説明する。
漁業者の「売った魚は俺の分身」「すべてのことがやりがい」などの一言メッセージからは、仕事への愛着や人柄が伝わってくる。「展示を通して、来館者が魚だけでなく漁師さんも身近に感じてくれればうれしい」と坪田さん。2024年3月末まで。