長い夜 彩る光と紙のページェント/青森

降りしきる雪の中、周囲を柔らかな光で照らす「雪だるま~る」=21日午後6時過ぎ、青森市のA-FACTORY

 12月22日は、一年で最も夜の時間が長くなる「冬至」。前日の21日、冬の夜を灯籠で彩る「あおもり灯(あか)りと紙のページェント」が青森市で行われ、市民や観光客が、光が織りなす幻想の世界を満喫した。来年2月4日まで。

 市などで組織する実行委員会が主催し、15日に始まった冬季イベント「雪だ!灯りだ!芸術だ!あおもり冬のワンダーランド」の一環。今年は青森駅前公園など8カ所に灯籠型オブジェ「雪だるま~る」を約300体、新町通りのアーケード街路灯にはねぶた師の手塚茂樹さんがデザインを手がけた新作オブジェ「雪見ぼんぼり」約130個を設置した。

 このうち、商業施設「A-FACTORY(エーファクトリー)」屋外のフェンスには動物やキャラクター、土偶などを模した雪だるま~る約150体が並び、降り積もる周囲の雪に柔らかな光が反射していた。千葉県から訪れた斉藤浩子さん(42)は「青森らしさがあってかわいい」と喜んでいた。

 雪だるま~るの点灯時間は午後4時から同9時まで、雪見ぼんぼりは同5時から午前4時まで。

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