
十和田八幡平国立公園にある紅葉の名所・蔦沼(青森県十和田市)で20日、交通渋滞対策や環境保全を目的とした入場制限が始まった。予約が必要な早朝(午前5時~同7時半)の展望デッキには観光客や写真愛好家たちが訪れ、色づいた山肌の木々が鏡のような水面に映る、神秘的な光景を満喫していた。
同日は時折雨が降るあいにくの天候で、予約した80人のうち約30人しか集まらなかったが、午前6時過ぎ、雨雲の切れ間から差し込んだ朝日で木々が照り輝き、水面を色鮮やかに染めると「おお、すごい」「今がチャンスだ」と、盛んにカメラのシャッターを切っていた。名古屋市から訪れた早咲将一さん(57)、美江さん(56)夫妻は「半分諦めていたが、ほんの短い時間ではあったけど素晴らしい景色が見られた」と話した。
入場制限は、国や十和田市など関係団体でつくる十和田湖周辺交通渋滞対策協議会(会長・小山田久市長)が2020年から実施。同協議会事務局の市商工観光課によると、制限期間の31日まで既に早朝の展望デッキの予約は埋まり、キャンセル待ちの状態。日中(午前7時半~午後4時)は予約不要だが、駐車場利用には環境保全協力金(車1台につき2千円)が必要となる。
同日は時折雨が降るあいにくの天候で、予約した80人のうち約30人しか集まらなかったが、午前6時過ぎ、雨雲の切れ間から差し込んだ朝日で木々が照り輝き、水面を色鮮やかに染めると「おお、すごい」「今がチャンスだ」と、盛んにカメラのシャッターを切っていた。名古屋市から訪れた早咲将一さん(57)、美江さん(56)夫妻は「半分諦めていたが、ほんの短い時間ではあったけど素晴らしい景色が見られた」と話した。
入場制限は、国や十和田市など関係団体でつくる十和田湖周辺交通渋滞対策協議会(会長・小山田久市長)が2020年から実施。同協議会事務局の市商工観光課によると、制限期間の31日まで既に早朝の展望デッキの予約は埋まり、キャンセル待ちの状態。日中(午前7時半~午後4時)は予約不要だが、駐車場利用には環境保全協力金(車1台につき2千円)が必要となる。