キツネに扮(ふん)した人たちが秋田市の通町商店街を練り歩くお祭り「招福狐(きつね)の行列」が10月14日に催されるのを前に、参加者に化粧を施すメークスタッフが集まらず、実行委員会(佐藤政則委員長)が頭を悩ませている。「コロナ禍を経て4年ぶりの通常開催なので何としても成功させたい」として、実行委はスタッフを急募している。
祭りは地元の招福稲荷神社にちなみ、地域おこしの一環で2002年に始まり、今年で22回目。大みそかに関東中の稲荷神社のキツネが本宮の王子稲荷神社(東京)を詣でたとの言い伝えに由来し、秋田からも「招福狐」が本宮を目指したという筋書きで行われてきた。
商店街にある招福稲荷神社で神事を行った後、キツネに変身した地元住民らが商売繁盛や家内安全を願って稲や大福を振る舞いながら商店街を練り歩く。コロナ禍では規模を縮小して開いてきたが、今年は通常の規模での開催となる。
ところが、行列の参加者にひげや鼻筋を描くメークスタッフが足りないことが判明。今年は約60人程度の参加が見込まれるが、スタッフは4人しか集まっておらず、6人ほど不足しているという。従来は秋田公立美術大学の学生がメークを担ってくれたが、コロナ禍にお面で代用したことなどもあって担い手が減ったとみられる。
実行委の青井智さん(56)は「このままでは招福狐に変身できない人が出てしまう。学生や絵心のある人、デザインの仕事に関わっている人などに、祭りを盛り上げる手伝いをお願いしたい。年齢や性別は問わない」と協力を切望する。
祭り当日は正午ごろから美鳥会館で参加者にメークを施す。参加者は午後3時から商店街を1周する。解散は午後5時半ごろとなる予定。
メークスタッフに関する問い合わせは青井さんTEL090・3645・7132
祭りは地元の招福稲荷神社にちなみ、地域おこしの一環で2002年に始まり、今年で22回目。大みそかに関東中の稲荷神社のキツネが本宮の王子稲荷神社(東京)を詣でたとの言い伝えに由来し、秋田からも「招福狐」が本宮を目指したという筋書きで行われてきた。
商店街にある招福稲荷神社で神事を行った後、キツネに変身した地元住民らが商売繁盛や家内安全を願って稲や大福を振る舞いながら商店街を練り歩く。コロナ禍では規模を縮小して開いてきたが、今年は通常の規模での開催となる。
ところが、行列の参加者にひげや鼻筋を描くメークスタッフが足りないことが判明。今年は約60人程度の参加が見込まれるが、スタッフは4人しか集まっておらず、6人ほど不足しているという。従来は秋田公立美術大学の学生がメークを担ってくれたが、コロナ禍にお面で代用したことなどもあって担い手が減ったとみられる。
実行委の青井智さん(56)は「このままでは招福狐に変身できない人が出てしまう。学生や絵心のある人、デザインの仕事に関わっている人などに、祭りを盛り上げる手伝いをお願いしたい。年齢や性別は問わない」と協力を切望する。
祭り当日は正午ごろから美鳥会館で参加者にメークを施す。参加者は午後3時から商店街を1周する。解散は午後5時半ごろとなる予定。
メークスタッフに関する問い合わせは青井さんTEL090・3645・7132