道南の物産ずらり/道の駅なみおかで「青函フェア」

道南地方の物産が並ぶ「青函道の駅交流フェア」の会場

 北海道道南地方の物産を集めた「青函道の駅交流フェア」が2日、青森市の道の駅なみおかアップルヒルで始まった。北海道渡島総合振興局と檜山振興局が主催。管内の道の駅や物産館6団体が出店し、それぞれの施設で取り扱っている商品計160点の販売を通じ、地域の魅力を発信している。フェアは3日まで。

 青函圏の人・物産の交流拡大を図るため初めて企画した。青森市、津軽海峡フェリーとの共催。各出店者は、ジャガイモをはじめとする農産品、イカや海藻の加工品、地場産の牛肉を使ったスープカレーやビーフシチュー、木彫り熊をあしらったグッズなど、地域色が表れた商品を用意した。会場に立ち寄った行楽客はスタッフからの説明を受けながら、気に入った商品を手に取っていた。

 渡島総合振興局商工労働観光課の明珍ひとみ課長は「出店者以外にも、道南には特徴的な物産がたくさんある。来場者が道南に興味を持つきっかけとなり、青函圏の交流促進につながれば」とPRした。

 3日は、南茅部高校(函館市)の生徒が道南の縄文遺跡PRや関連商品の販売補助を行う「縄文PRキャラバン」の来場を予定している。

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