青森県五所川原市と中泊町を結ぶ津軽鉄道で1日、「鈴虫列車」の運行が始まった。車内に置かれた飼育ケースの中で、スズムシが涼しげな音色を響かせている。
同列車は1986年から続く津鉄の風物詩。5月ごろから社員らが育ててきたスズムシを、数匹ずつケースに入れ、車両の前方と後方に置いている。この日の五所川原の最高気温は32.5度と、9月に入っても依然暑い一日だったが、スズムシたちは「リーン、リーン」と鳴き、乗客に秋の訪れを告げていた。
飼育に当たっている車掌の神風馬さん(29)は「今年は暑さの影響か、スズムシの成長が早い。例年通り元気よく鳴いてもらえれば」と話していた。運行は10月中旬ごろまで。スズムシは津軽五所川原、金木、津軽中里の各駅でも見ることができる。
同列車は1986年から続く津鉄の風物詩。5月ごろから社員らが育ててきたスズムシを、数匹ずつケースに入れ、車両の前方と後方に置いている。この日の五所川原の最高気温は32.5度と、9月に入っても依然暑い一日だったが、スズムシたちは「リーン、リーン」と鳴き、乗客に秋の訪れを告げていた。
飼育に当たっている車掌の神風馬さん(29)は「今年は暑さの影響か、スズムシの成長が早い。例年通り元気よく鳴いてもらえれば」と話していた。運行は10月中旬ごろまで。スズムシは津軽五所川原、金木、津軽中里の各駅でも見ることができる。