下北地方最大の夏祭り「田名部まつり」が18日、青森県むつ市で開幕した。豪川(ごうせん)組(横迎町)、義勇(ぎゆう)組(小川町)、共進(きょうしん)組(柳町)、明盛(みょうせい)組(本町・田名部町)、新盛(しんせい)組(新町)の山車が練り歩き、田名部五町は一気に熱を帯びた。
各組は同神社への参詣を前に、午前から山車運行を開始。強い日差しが照りつける下、男衆の勇ましいかけ声とはやしの音色が各町内に響いた。子どもたちやその家族らが手持ちの扇風機や扇子で涼みながら、力いっぱい山車を引いた。沿道では地域の人が見守り、車輪が大きな音を立てて豪快に向きを変える様子などをスマートフォンで熱心に撮影していた。
夜になり山車が点灯すると、昼間とは違った華やかな雰囲気に。町内に帰る各組の軽快なはやしと「ヤマヤレ、ヤマヤレ」のかけ声は深夜まで続いた。
今年、組の取りまとめ役である当番を務める新盛組の似内大輔組頭(39)は「地域の人たちも組のみんなも楽しそうな表情をしていて、通常通りのまつりをやることができてよかったと感じた。事故などなく、無事に最終日を迎えたい」と話した。
田名部まつりは、江戸時代に下北の総鎮守だった田名部神社の例大祭で、期間は20日までの3日間。同神社では神事が行われ、神楽と能舞が奉納される。最終日は5台の山車がそろって街を練り歩く「五町曳(び)き」と神輿(みこし)渡御のほか、4年ぶりに「五車別れ」が復活する。
各組は同神社への参詣を前に、午前から山車運行を開始。強い日差しが照りつける下、男衆の勇ましいかけ声とはやしの音色が各町内に響いた。子どもたちやその家族らが手持ちの扇風機や扇子で涼みながら、力いっぱい山車を引いた。沿道では地域の人が見守り、車輪が大きな音を立てて豪快に向きを変える様子などをスマートフォンで熱心に撮影していた。
夜になり山車が点灯すると、昼間とは違った華やかな雰囲気に。町内に帰る各組の軽快なはやしと「ヤマヤレ、ヤマヤレ」のかけ声は深夜まで続いた。
今年、組の取りまとめ役である当番を務める新盛組の似内大輔組頭(39)は「地域の人たちも組のみんなも楽しそうな表情をしていて、通常通りのまつりをやることができてよかったと感じた。事故などなく、無事に最終日を迎えたい」と話した。
田名部まつりは、江戸時代に下北の総鎮守だった田名部神社の例大祭で、期間は20日までの3日間。同神社では神事が行われ、神楽と能舞が奉納される。最終日は5台の山車がそろって街を練り歩く「五町曳(び)き」と神輿(みこし)渡御のほか、4年ぶりに「五車別れ」が復活する。