就労継続支援B型事業所「きりんの里」を運営する「きりん」(青森県平川市、小林幸一代表取締役)は20日、同市の弘南鉄道津軽尾上駅に無人販売所「農福きりんマルシェ」をオープンした。きりんの里の利用者が農作業を手伝う農園で生産し、規格外で出荷できない野菜を1袋100円で販売。就労支援と農家が提携し、農福連携、フードロス削減につながる取り組みとなっている。
出荷できない野菜は廃棄されているという話を聞き、自分たちが買い受け、販売することで利用者に新たな作業が生まれ、地域貢献につながると考えたことがマルシェのきっかけ。趣旨に賛同した弘南鉄道が場所を提供するなど協力した。
初日はピーマンとトマト、青梅、青森ヒバチップを販売。基本は無人販売だが利用者が接客に当たり、商品の受け渡しや梅ジュースの振る舞いなどをした。
きりんの里の小林真弓事務局長は「野菜の行き場がなくて困っている農家さんがいたら、つながりたい。今後、品目を増やしていければ」と話した。営業は11月までの予定で、毎日午前8時半から。
出荷できない野菜は廃棄されているという話を聞き、自分たちが買い受け、販売することで利用者に新たな作業が生まれ、地域貢献につながると考えたことがマルシェのきっかけ。趣旨に賛同した弘南鉄道が場所を提供するなど協力した。
初日はピーマンとトマト、青梅、青森ヒバチップを販売。基本は無人販売だが利用者が接客に当たり、商品の受け渡しや梅ジュースの振る舞いなどをした。
きりんの里の小林真弓事務局長は「野菜の行き場がなくて困っている農家さんがいたら、つながりたい。今後、品目を増やしていければ」と話した。営業は11月までの予定で、毎日午前8時半から。