十和田市現代美術館(鷲田めるろ館長)は24日から、中国人の美術家・劉建華(リュウ・ジェンホァ)さん(60)の個展「中空を注ぐ」を開催する。劉さんの最新作の「塔器」など、2001年から22年までの間に製作した磁器を用いた作品6点を展示する。
劉さんは同美術館の常設作家で、官庁街通りに繊維強化プラスチック(FRP)で作った緑色の枕型のオブジェ「痕跡」を展示している。
磁器の作品「遺棄」と「塔器」は同じ展示室に展示。「遺棄」は展示室の床に磁器で作ったタイヤや靴、おもちゃなどの日用品が壊れて捨てられたように見える作品。「塔器」は展示室の中心にあり、木で作られた白い塔に取り付けられた棚に、磁器で作った器の飲み口の部分を並べている。
23日、同美術館で報道機関向けの内覧会が行われ、劉さんが通訳を介して作品について解説。「今回の個展は異なる時期に制作した作品が一堂に会する。(十和田の)地元の人たち、日本の皆さんには中国のアーティストの創作人生の片りんを感じてほしい」と語った。
同展は11月19日まで。初日の24日午後1時からは、市地域交流センター「とわふる」で劉さんによるトークイベントを行う。問い合わせは同美術館(電話0176-20-1127)へ。
劉さんは同美術館の常設作家で、官庁街通りに繊維強化プラスチック(FRP)で作った緑色の枕型のオブジェ「痕跡」を展示している。
磁器の作品「遺棄」と「塔器」は同じ展示室に展示。「遺棄」は展示室の床に磁器で作ったタイヤや靴、おもちゃなどの日用品が壊れて捨てられたように見える作品。「塔器」は展示室の中心にあり、木で作られた白い塔に取り付けられた棚に、磁器で作った器の飲み口の部分を並べている。
23日、同美術館で報道機関向けの内覧会が行われ、劉さんが通訳を介して作品について解説。「今回の個展は異なる時期に制作した作品が一堂に会する。(十和田の)地元の人たち、日本の皆さんには中国のアーティストの創作人生の片りんを感じてほしい」と語った。
同展は11月19日まで。初日の24日午後1時からは、市地域交流センター「とわふる」で劉さんによるトークイベントを行う。問い合わせは同美術館(電話0176-20-1127)へ。